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わたしは自分がなにを感じ―なにを考え-ているかを書いてみたいと思う(キケロ)
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何故か私はグランクール軍にいました。
その上、同盟軍が神聖ラーナ帝国とフェンリル王国とエスタニア共和国でした。
対戦国はザクセン公国一国でした。

夢の中では、無双シリーズみたいに乱戦でした。
ちゃんとカール9世も出陣してました。
武器は細身剣(レイピア)。
身軽でちょこちょこしてて、声が可愛かったです。

無事に戦いが進んでいた時―
ついにおでましです…百人斬の斧フェルディナントが!

滅茶苦茶殺されまくるグランクール軍(と同盟軍)の皆様。
そんな中、フェルディナントの前に立ちふさがったのがフランソワでした。

何故か槍を奪われていて、二刀流。
フェルディナントが不敵に笑って「今のお前では俺に負けるだけだ」と言って斬りかかりました。

打ち合う事数合―かなり長い時間だったんですが、勝負は突然決まりました。

フランソワの右肩に深々とフェルディナントの斧が!!




そこで目が醒めました。
色々あり得ないシチュエーションだったんですが、フランソワがフェルディナントに負ける事自体ショックを受けました。
それがちょっと悪夢でした。
いえ、フェルディナントも嫌いじゃないんです。
両方とも死んで欲しくないキャラなんで、夢であってもどちらかが死ぬシチュエーションは嫌です…。
…ゲーム中じゃ、普通に起こりうるんですけどね。それ。

ちなみにカール9世ですが、考えたらもう変声とか身長が伸びてるはずなのに、私の中では幼い少年というイメージが強いみたいです。

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久々に、プラウエンの帝城に皇帝が戻った。
その日から、城内は騒然となった。
否、皇帝の帰還についてではない―


「何この臭い…」

城内に馬の臭いが充満していたのだ。
戦線から戻ってきたばかりのルートヴィヒ・ペドロ兄弟も思わず顔を顰める。

「兄さん、城の中にも馬小屋が出来たんだろうか…」

まさにペドロの言葉通りだった。
城内にも馬小屋が三つ四つあったとしても、これほど酷い臭いではない。


臭いは玉座の間、そして執務室のあたりに来ると一層悪化した。
使用人達でさえ、ハンカチに香水を垂らしておかなければ耐えられない程―




「ラスロー…無理をせずともよい。素直にハンカチを鼻に当ててもよいぞ」

「は…ではお言葉に甘えまして…」

執務室では、ついに宰相ラスローは耐えられずに鼻を押さえた。


リルガミンの宿屋は、馬小屋だけは無料で開放されているために冒険者の多くは簡易寝台よりも馬小屋を選んだ。
恐ろしい事に、ここの宿屋は一度客を部屋に入れると一週間は部屋から出してくれないのだ。
中には、この部屋を利用したばかりに年を取って老衰してしまった者もいる。

その情報を知っていた“帝国パーティー“は最初から馬小屋を利用していた。
無論、抵抗が無かったわけではない。
それでも「加齢」という問題を考えて、皇族や爵位やそういったプライドをかなぐり捨てて彼等は馬小屋の藁にくるまって休んだ。
すっかりそれが定着してしまった頃には、身体に馬小屋の馬や藁の臭いまでがこびり付いてしまったのだ。

ラスローは一応、アイテムの鑑定や識別のために冒険者登録していたが、普段はほとんど自国で待機していたためにそれを免れた。

なお、馬臭くなったのはプラウエン城だけではない。




「お兄様、あまり寄らないでください」

「眠気覚ましになっていいだろう、シャルロットよ」

オルトドクス城も同様だった。

だが、馬や藁からなるべく離れ、かつ香水を活用していたフランソワはいつもの通り芳香を漂わせていたとか―



***
ウィザードリィープレイヤーの多くは、恐らく馬小屋以外に利用してないと思われます(笑)

反逆の魔女ソーンが立て籠もる迷宮―
そこは摩訶不思議で中には「悪ノリ」としか思えない施設も数多くあった。
地下二階の拷問部屋(ハークルビースト見学室)からワインセラーまで整っている。

だが、この迷宮の驚異の1つとして、泉がある―
どの階層にも存在する泉は、様々な効用がある。
温泉のような、ありがたいものは滅多になく、潜水した者を毒に冒したり、神経を麻痺させたり、場合によっては命を落とすような危険なものまである。
だが、こうした泉の中にはソーン討伐―ひいては災禍を鎮める鍵が落ちている事もある。
つまり、冒険者たち(真面目に災禍を鎮めようとする者に限って、だが)は泉に何度も潜る必要があるのだ。


地下三階に、“帝国パーティー”はいた。
泉の回りに陣取り、泉を見守っている。
しばらくして、気泡が立て続けに水面上に弾ける。
それと同時に、ビスルクアスの上半身が現れる。

「何とか水深Cまで潜れました」

「うむ。ご苦労だった。火に当たれ」

マルガレーテの魔法で起こした火にビスルクアスは当たる。

“帝国パーティー“は悲しい事に、水泳レベルが恐ろしく低かった。
元々山と森に囲まれた寒冷な地の出身者である。騎士の鍛錬に「水泳」はあることはあるが、他国の騎士に比べ、ラーナ人はあまり水に入らない。
そのツケが、この探索で思わぬ障害となった。


数日前―
うっかり作動したシュートで、落ちた先の泉に全員落ちた。
水泳レベルが低い彼等は全員見事に溺死してしまったのである。

そこへたまたまザクセンパーティーが通りかかったのである!
フェルディナントによって“帝国パーティー“はカント寺院に運び込まれ、復活を遂げたが―

最強の騎士剣オーディンソード3本(前衛全員の武器)と全員の有り金全てを押収されてしまっていたのだ。
(どうやら意識が戻る前にフェルディナントにトンズラしたようである。
恐らく、復活の代金も彼ではなくラーナパーティーの有り金を使ったのだろう)
悔しい事に、他国のパーティーはほとんど水泳で苦労した事が無いという。
プライドの高い―よりによってフェルディナントに救われるという屈辱を味わった六人は誓った。

―絶対泉を先に制覇してやる!


そこで水泳の特訓が始まった。
元々この迷宮の最奥の最奥―通称地獄と呼ばれる777階を巡れる程の実力を持った彼等ならば容易な事と思われた。
だが、水泳レベルは思うように上がらない。

一番泳ぎが得意なビスルクアスも、まだ水深Cまでしか潜れない。
それ以上潜ると死んでしまう恐れがあるのだ。

そんな時だった。

「あ!」

「ッ!」

その玄室に、グランクールパーティーが入ってきたのだ。
恐らく、狙いは同じ泉の底の探索だろう。

だが、幸いグランクールパーティーは“善”の戒律だ。
今だけは無益な戦いを避けたい両方の利害の一致がかみ合ったため、にらみ合いだけで終わった。

「よーし、後はここだけだね」

そんな緊迫感を撃ち破る、やけにぽやぽやした声がクローヴィスの後ろからする。

「そうね。今度は陛下の番よ」

もう1つ可愛らしい声がその隣りからする。

クローヴィスの後ろにいたのは、君主(ロード)のカール9世である。
小柄な身体にプレートメイルを着けているのが妙にミスマッチで―可愛らしかった。

「じゃあいってきますッ」

「お気をつけて」

帝国パーティーはぎょっとした。
潜る者は、死亡する事や溺れる事を考えて装備や所持品は全てメンバーに預けるのが常識である。

だが、少年王は鎧を着けたまま躊躇する事なく泉に飛び込んだ。
さすがの帝国パーティーもあまりの暴挙に、言葉もなく見守っていた。

1分…2分…3分…

重い空気と沈黙に部屋は沈んでいた。

あどけない少年王は溺死してしまったのか―
帝国パーティーがそう思った時、突然水しぶきと共に小柄な人影が派手に飛び出してきた。

「みんなー。“氷の鍵”は見つからなかったけど、5000G見つけたよ」

「おお、さすが陛下」

「どういう事だ!」

フリードルムは思わずカールにつかみかかる。

「え?」

「そんなにお前は水泳が得意なのか?」

「ううん」

「では何をした?」

「何って…これ」

カールの両手には、可愛いアヒルの玩具が握られていた。

「…なんだ、それは」

「なんだって、これ“ゴムのアヒル”だよ」

両手で圧迫すると「ぷぴー」という、なんとも間の抜けた音が鳴る。

「…まさか、これで溺れなかったと申すのでは無いだろうな?」

「ううーん。本当だよっ。スパークのアヒルさんから貰ったの」

ぽやぽやとした声だが、嘘ではなさそうだ。


直ぐさま帝国パーティーは玄室を出た。
ゴムのアヒルを手に入れるために。

「あ…」

「どうしましたの?」

カールが何か言いかけたのを、スザンナは見逃してない。

「ううん。さっきね、スパークのアヒルさんを、ザクセンパーティーのフェルディナントが倒しちゃって有り金巻き上げてたから、今行ってもしょうがないよって言おうと思ったのに」

「良いですよ、陛下。わざわざ商売仇を救う事は無いのだからな」

ウェインがそう言うと、グランクールパーティーも玄室を後にした。


***

「災禍の中心」(HoM)もなかなかふざけたゲームで面白そうです。
ゴムのアヒルちゃんで溺れないって…(笑)
ついでに、NPCを倒せる上に何度でも復活させられるので、これで経験値稼ぎした、とプレイ経験のある友人が言ってました。
何て極悪プレイ!!
ウィザードリィの冒険者たちに真の「善人」はいないと思い知らされました(ぇ)
今日は4月1日です。



何とゼルドナーシルト2が出るみたいですねッ!!
この日を待っていました。(以前どこかで「2」が出ると聞いていたので)


どうやら、今回は自分が傭兵として戦うだけじゃなくて、雇用者(君主)プレイも出来るみたいですね。
あまりにも国力が無さ過ぎると雇える傭兵団のランクや数が無くなるなんて、すごいハラハラしますね。
この時点で、マイラルドとかフェンリルでプレイすると苦労しそうなんですが、自騎士団がそれなりに強いのが救いみたいな感じです。

前回は訓練所というと、必殺技を覚える所程度だったんですがね…。
今回はちゃんと傭兵達を訓練所に連れて行かせて訓練させないとダメみたいですね。

後、「外交」というコマンドが新鮮ですねー♪
これで自分の好きな傭兵だけじゃなくて騎士の勧誘(内応)とか出来るなんてイイですねっ。
フェルディナント・テレジア・フランソワ兄妹を勢揃いさせて騎士団を結成出来るとかイイですねー。
あと、サラディン・スパルタス・オリンピュアスのエスニック(異民族ハーフ)部隊とか…。
で、異民族戦だと彼等の特性で有利になるとかね。
何だか今回、異民族が強くて泣きそう…なんていうレビューがあったのでどきどき。

後、フリーモードも面白そう。
自分の好きな名前で傭兵団を起こして、身を立てるなんて前回よりさらに進みましたね…!


後、ステージやイベント大幅増量ですって!!
「教皇捕囚」が紹介されてたんですが、
ラーナ側では教皇の捕縛、フェンリルでは教皇の救出とかあって、
プレイスタイル事にそのイベントの裏側をみられるなんて面白そう…。

しかも、予約特典は設定集やカードですって!!
これは買います!!絶対買います。




…なんちゃって。
エイプリルフールです。

…信じてコーエー様に問い合わせないでくださいねッ!!
いつもの研究心(というよりただ単に追求魔)で色々と調べました。
多分、以前サイトにも乗っけていたような内容になるんですが、まあ新しく調べ直したものもあるので一応MEMOみたいな形で。

歩兵
・ファイター(fighter)
戦士。(直訳ッ!!)

・ガーディアン(guardian)
守護者(また直訳!)

・ベルセルク(berserk)
凶暴な、熱狂的な戦士。
北欧の伝説では、オーディンに選ばれた戦士の称号でもあります。
間違っても、黒い鉄塊みたいな巨大すぎる剣を振り回し、妖精を共に連れてる人じゃありません(謎)
(↑分からない人は、三浦健太郎とベルセルクのキーワードでググってみて下さい)

古代ノルド語では「熊(ber)の衣(serk)をまとった者」という意味だそうです。
野獣のような忘我状態になって鬼神の如く戦い、その後虚脱状態になるとか。
なお、ゼルドナーシルトではしっかり両手剣持って暴れてくれます。
今までの歩兵はみんな片手剣+盾なのに、ベルセルクになった途端両手剣。
本当、急に強くなったみたいで私は心強くて好きです、ベルセルク。

槍兵
・パイク(pike)
槍や矛を意味してます。…これ以上何を説明すれば…(笑)

・ファランクス(phalanx)
古代ギリシャの軍隊の陣営です。
槍(全長5~6メートル)を持った兵士が100人前後で密集陣形を組み、前列は槍と盾を持って進み、後列も槍を中段~上段に構えてひたすら前進する方法です。
特にアレクサンダー大王率いるマケドニアのファランクスは当時の世界では最強の軍隊となりました。
ローマのレギオン式(歩兵中心)に負けるまでは。どうやら、歩兵<槍兵は基本中の基本のようです(笑)

どうでもいいんですが、ゼルドナーシルトでは一列でも「ファランクス」なんですよね…。
橘はそれが妙に不服で、リューク隊を全員槍兵にした事があり、
「これぞファランクスー♪」と言ってた事があります。
ベルセルク達に襲われた時、どうしようと青ざめましたが、まあ、それでも力押しで乗り切れたのでまあいいでしょう。

・テルシオ(tercio)
スペイン方陣とも呼ばれます。横に100列、縦に12~15列の槍兵がビッシリ並びます。その四方を小銃兵が2列ずつ配備され、さらに縦横五列程度の小銃兵で密集状態にするという陣形です。
勿論、超防御偏重の陣形である事は言うまでもありません。

そもそもスペインで生まれた所にその陣形の特徴があります。
中世はスペインを含むイベリア半島全体が、イスラム教国でした。やがてキリスト教徒による国土回復運動(レコンキスタ)が起こり、徐々にイベリア半島からイスラム勢力を武力で追い払い始めました。
しかし、戦術や思想では上のイスラム教徒の事、そうおいそれと簡単に砦や拠点を陥落させる事は出来ませんでした。
特にイベリア半島での戦闘はそのほとんどが攻城戦です。
平地での騎馬戦での突撃は滅多にありませんので、重装騎兵では攻城は不利です。
さらに攻城戦は乱戦になるので、要塞突入の際、人間の盾+動く要塞(防御壁)としてこの陣形が生まれたと言われます。
また、イタリア戦争にて、フランスの重装騎兵に悩まされたスペインでは、騎兵の勢いや攻撃力を削ぎ落とす方法として防御陣形を発達させた―とも言われてます。

テルシオは防御力もさる事ながら、攻撃方法も非常に簡単なので、ロクな訓練を受けてない当時の傭兵主体の軍隊にとって非常に好都合でした。
欠点としましては言うまでもありません―密集してるので動くのに恐ろしい程時間がかかります。
まあ、人間で作られた要塞なので仕方ないのですが。
隊列を作るのに、一日かかるのも珍しくないそうです。


騎兵
トルーパー(trooper)
騎兵です。これは「troop(乗馬し)隊を組んで歩く」+「er(人)」です。

ウィングフッサー(winged hussar)
出典を探すのに苦労しました。正確に読むなら、「ウィングド・ユサール」でしょうか。
これは特にハンガリーの軽騎兵の事です。ただ、ウィングフッサーとなるなら、ポーランドの方が有名かも知れません。
ハンガリーの軽騎兵は、甲冑を捨てて身軽な装備で機動力を上げているのですが、
ポーランドの場合、金属の甲冑を身に付け、豹の皮や鳥の羽で着飾り、盾を持たず槍を愛用していました。
彼等は16-17世紀最強の重装騎兵として名を馳せました。
おそらくですが、1410年に起こったタンネンベルクの戦いでドイツ騎士団をやぶったのは、このウィングフッサーの前身じゃないかと思います。
余談ですが、アントニオが率いると物凄く似合うのは気のせいでしょうか。
(だってアニマル柄とか羽根とかいっぱいつけて派手だから…)

ドラグーン(dragoon)
竜騎兵と呼ばれます。これは、騎兵銃を持った騎馬兵たちの事です。
ウィングフッサーが軽騎兵なら、こちらは重騎兵に含まれる様です。
ただ、イギリスでは過去に軽竜騎兵(light dragoon)と重竜騎兵(heavy dragoon)の2つがあったそうです。
どっちにしろ強そうなのには変わりないですが。


弓兵
ショートボウ(short bow)
まあ、そのまんまですよね…。
ひょっとしたら、中級弓兵ロングボウに対してこちらをショートボウと呼ぶようになったのかも知れませんが…。

ロングボウ(long bow)
全長1.2-1.5メートルの弓がこう呼ばれるそうです。特に発達したのはイングランドですので、一応イングランドの歴史や戦争史にそってちょっとみていきたいと思います。
このロングボウですが、弓をひくのに45キロの力が必要とされてます。つまり習得するのに非常に困難な武器で、過去のイングランドでは自由農民に金を出して学ばせたとも言われてます。(ロングボウ奨学金みたい…)
習熟した人ですと、左胸が異様に発達して、左右の体型のバランスが崩れてしまったとも言われてます。
このロングボウが著しく活躍したのは、対フランスとの百年戦争時です。
勿論、接近戦に弱いのは言うまでもありません。そのため、歩兵達の援護やバリケード、塹壕の準備が不可欠です。
なので、障害物を迂回されないような地形を戦場として設定する必要があるため、必然的に受身の戦いを余儀なくされます。 また、準備を整えられる前に攻撃を受けることにも弱いので、奇襲や夜襲にはあまり適さなかったようです。

スナイパー(sniper)
狙撃手です。大抵スナイパーと言いますと、迷彩服に身を包み、森の中を移動したり、いきなり森の中から銃撃してくる―そんなイメージです。
どこかにスナイパーだらけの軍隊って無いのかなーと思って調べたらありました。
その名も「ベイリーズ・サウス・アフリカン・シャープシューターズ」。
第一次世界大戦において南アフリカで組織された不正規部隊のことです。
“シャープシューターズ(射撃の名手達)”の部隊名が表す通り、構成人員のほとんどを狙撃手が占めた事で知られ、主にフランスの戦線等に分割配置され、部隊の合計で3000名以上の確認戦果を挙げたとされます。
スナイパー部隊…考えただけで恐ろしいですね。


神聖兵
ゴーレム(golem)
ユダヤの伝承にある、自動泥人形です。ヘブライ語で「胎児」を意味してるそうです。
主人の命令だけを忠実に実行する召し使いかロボットなんですが、運用上の厳格な制約が数多くあるみたいで、それを守らないと狂暴化するそうです。
伝説では、ラビ(律法学者=一種のユダヤの聖職者)が断食や祈祷などの神聖な儀式を行った後、土をこねて人形を作る。呪文を唱え、(emeth、真理)という文字を書いた羊皮紙を人形の額に貼り付けることで完成します。ゴーレムを壊すときには、(emeth)の( e )の一文字を消し、(meth、死)にすればよいとされます。
そんな面倒くさい事をあの人たち(神聖兵の指揮官)はやってたのか…と勝手に想像しました。

暗黒兵
ゾンビ(zombie)
もう有名すぎるので、説明とか解説とか考察しなくてもいい気がするんですが、一応。
ブードゥー教で強い精神力を持つ者が死者をよみがえらせ、意のままに操るという術です。当然ながら彼等は死んでるので、疲れを知らずしっかり働いてくれるので、ハイチやその周辺では農園の貴重な働き手としてた…なんて伝説があります。
あ、語源は「蛇」と言う意味だそうです。どうやら、蛇が生と死を象徴する動物と見なされるのは、どこの文化圏でも同じような気がします。
死者をよみがえらせるとか、死体を暴れさせるとか、本当どう考えても「暗黒兵」以外の何ものでもないですよね…。
でも、ゼルドナーシルトでは暗黒兵自体よりも、指揮官が使ってくるハリケーンとかメテオの方が痛すぎます。



ギルガメッシュの酒場―
リルガミンに住む者、いや、冒険者ならば有名な場所である。
冒険者達が集い、別れ、あるいはこれから向かう危険な【狂王の試練場】という迷宮への準備をする酒場だった。 
そうした事もあって、地元民は決して近づかない危険な場所である。
下手に近づけば、柄の悪い冒険者たちに絡まれ、身ぐるみを剥がれる事など珍しくない。
近くの路地裏にうち捨てられた死体を警備兵が‘片づける’光景も当たり前である。



そんな酒場の片隅に、ラーナパーティーはいた。

「いよいよ陛下が今日お戻りになられる…」


事の発端は、地下10階の戦闘だった。
玄室に飛び込んだ時、モンスターが出なかったのだ。その一瞬の油断を―まさに玄室に潜んでいたヴァンパイア達は狙っていたのだ。
それは本当に誰もが予想していなかった事態だった。

ヴァンパイアの不意打ちを受け、皇帝が倒れ―
急所を攻撃された訳ではないので死亡は免れた。
だが、麻痺と2レベルダウンは大きな痛手だった。

幸い、レベルは下がったものの元から能力が高めであった皇帝はこれを機に戦士から君主(Lord)になることを決意したのだった。

リルガミンの城下町に戻った後、訓練所へと皇帝は単身向かった。 


一日もあれば転職は完了する。
ギルガメッシュの酒場にて待ち合わせていた彼等は今か今かと待ち望んでいた。

「待たせたな」

その声に振り返ると…

「陛下!!」

確かに君主(Lord)となったのは一瞬で分かった。
だが…

「お父様…以前より頬がそげられませんか?」 

「気のせいだ」

「その…お痩せになられた様ですが…」

「それも気のせいだ…それよりも、今からマーフィー部屋にいく。オズワルド、ミカエル…供をしろ」

そう言うと、前衛3人は酒場を後にする。





「ビスルクアス。貴方、一度訓練所で転職した経験がありますよね?一体、あそこでは何が行われているんです?」 

「それは答えかねます。申し訳ございません」

「何故です?」

「転職経験者は、決して訓練の内容を口外してはならないと言われておりますので答えられませぬ」

その言葉にマルガレーテは戦慄した。
一体訓練所で、父の身に何が起こったのだろう。
頬がそげていたばかりではない。どことなく、ぐったりと疲れ果てていたのだ。
常に覇気と威厳に満ちていた父のあんな姿をマルガレーテは見たことが無い。

転職―職を変えるはいいが、ほとんどの者は能力が最低限にまで落ちている。
肉体的に衰え、知恵を失い、神を信じる思いまでがつぼみ、さらには運に見放される―

否、それ以前に訓練所で何人かは登録した後身ぐるみを剥がれた挙げ句、登録を抹消され、事件自体が隠蔽されているのだ。
あそこで何が起きているのか―それを想像するだけでマルガレーテは震えが止まらなかった。
数日後にマーフィーズゴースト狩りから戻り、いつもの父を見るまでは―


3/29
オン・オフともにお世話になってますN嬢とちょっと出かけてきました。
明日雨(曇り)なので、さっさと今日出かけて桜とか菜の花を見ようって事になりました。

腰が重い私にしては珍しい出来事…。


さてさて、桜とかはとっても綺麗で満足でした。
お昼はぽかぽかしてて気持ちよかったんですが、夕方・夜はすっごい冷え込みましたね~。
だから夜はバーミヤンにてひたすらお茶とコーヒーで語りまくりました。

何だか、新しい刺激とかやりたいことが色々お互い整理できて良かったです。
本当ありがとう、Nちゃん。

※いつぞや絵板であった、「僧侶ジョセフィーヌ>>>>戦士ミカエル>>戦士フリードルム二世」の図で、実際プレイ中あった事です。



地下十階…
九階までの魔物とは比べ物にならない、凶悪な魔物たちが徘徊している事で知られていた。
これまで足を踏み入れた者は生きて帰ってこない、とも言われていた…
そこへ、精鋭のラーナパーティーは脚を踏み入れた。 

最初の玄室に足を踏み入れた時、一斉に天上から何かが襲ってきた。
「ッ!?」 
反応が遅れたのは、不覚としか言い様がなかった。
ヴァンパイアの爪が皇帝の鎧から皮膚まで貫通した途端、強烈な痺れと灼熱感が体中を駆けめぐる。

「ぐ…き、貴様…!!」

心臓の血が瞬時に沸騰し、一気に全身にひろがったような異様な感覚に絶えきれず、皇帝は倒れる。 

「陛下ッ!!」 

すぐに襲いかかってきたもう一匹のヴァンパイアの爪を、背中でオズワルドは受けた。
それにも麻痺の毒があったのか、オズワルドまでもが膝を着く。

 「くそッ!こやつら…」

前衛でただ一人残った戦士ミカエルも焦燥の色を隠せなかった。
ドワーフの血が流れているせいか、こういうすばしっこい手合いは苦手であった。
そこへ、僧侶のジョセフィーヌが、<粉砕のメイス>を振り上げ前衛に躍り出る。

「ふんッ!」
大上段から振り下ろされたメイスがバンパイアの脳天を粉砕する。 

「キャーッ!」

マルガレーテにヴァンパイアが飛び掛かってくる。

「マルガレーテ様は私が護りますッ!!」
振り下ろしたばかりのメイスが唸りを上げながら、右に大きく振られる。
まさかこのたおやかそうな尼僧のどこにそんな力があったのだろう―
避けきれなかったヴァンパイアを吹き飛ばしたのだ。

残った2匹もほぼジョセフィーヌが<粉砕のメイス>で武器の名前の通り、粉砕してまわった。

五人は、ただジョセフィーヌの無双っぷりに呆然と見守っていた。(うち2名は麻痺中)


**

「転職…ですか?」

「ええ。貴方、絶対君主向きですッ」 

マルガレーテが熱心にジョセフィーヌに「君主」への転職を進めていた。
あの剛腕は、ミカエルに勝るとも劣らず、そのフットワークはオズワルド並に素早い。
これを行かさない手は無い―

**

「陛下…」

「分かっておる…。だがな…今日だけは酔わせてくれ…」

冒険者が集う「ギルガメッシュの酒場」でひたすら酒を皇帝は飲み続けた。
不甲斐ない己に落ち込んでいる、というわけではない。

「明日になったら、私もマーフィーズゴースト狩りを手伝いますから…」

「うむ…」

宿に戻った時、フリードルムは気付いた。
レベルが2つも下げられていた事に。
麻痺で動けなかったよりも、エナジードレイン(レベルと経験値を奪われる)を受けた方がショックだったのだ。


**
エナジードレインは絶望します。
ここでリセットを使わなかった私はえらいと思いました。
さらにこれで、あまりにも陛下が弱くなってしまったのですが、レベルが下げられたのをきっかけに「君主」に転職させようという気になれたので、まあいっか。

「何故だ…フランソワ…どうしても自分たちとは行かないのか?」
姉の問いかけに、フランソワは振り向きもせず、ただ黙っていた。
その答えは聞くまでもない事を理解していたのは、他でもない問いかけをしたテレジアの方だった。

「自分もお前と再び隣り合わせで戦いたいのを願っている。お前だってそうだったんだろう!」

「…はい…」

振り向いたフランソワの顔は蒼白だった。
悲しさと恋しさでせめぎ合っているその表情を見て、テレジアは頷いた。

「分かっている…お前が何を言いたいのか。だが、これが自分にとって―兄上にとっても最善なのだ」

「最善?それが最善だと言うのですか、姉さん」
非難めいた口調にテレジアは動じていなかった。
それを見て、これ以上何も言っても無駄、というのを互いに理解していた。

「…今の、恥を忘れた兄さんや姉さんとは居たくないのです…さよなら…お元気で」
直ぐさまきびすを返し、二度と振り返る事も無くフランソワは駆けていった。

「…フランソワ…」
またしてもお互いに相容れなかった―
ラーガイル分裂の日と同じ光景を繰り返してしまった事に、テレジアはしばらく目を閉じたまま沈痛な面もちで立ち尽くしていた。



「何故だ…兄さんも…姉さんも…」

冒険者の一覧に懐かしい兄や姉の名前を見た時、フランソワに動揺が走った。
今グランクールパーティーの一翼を担っているが、
兄や姉と一緒に―敵としてではなく背中を任せられる味方として―戦いたい思いが込み上げてきたのだ。

淡い期待と希望は、兄と姉の変貌した姿を見た衝撃で脆くも崩れ去った。

フェルディナントはその鍛え上げられた肉体を惜しみなくさらけ出していた。
一糸纏わぬ、という表現がピッタリだった。
そんな姿でリルガミンの街を闊歩していたのだ。

兄と姉は「ニンジャ」になっていた。
心無い殺人マシーン、エリート中のエリート、と言われる最強の戦士たちである。
東洋の暗殺者の称号を持つ彼等は、成長と共にその肉体をより強化する事が出来た。
繰り出される手刀の一撃は、地下10階にひしめく最強の悪魔、グレーターデーモンの首を吹っ飛ばし、その肉体は鋼鉄の鎧よりも遙かに強靱で、通常の武器では傷つける事すら出来ないと言われている。
彼等を冒険者達やリルガミンの人々は畏敬と、ある特殊な感情を込めて見つめていた―

そう。
マスタークラスになったニンジャたちは一撃必殺、先手必勝を信条としてるため、空気抵抗や重量の関係からか、何も身に付けないのだ。
それが意味する事は1つ―

彼等は常に全裸なのである


テレジアは一応、東洋のニンジャが身に付けていたという下着、褌を身につけているが、全裸に限りなく近い姿であるのは言うまでもない。
そんな姿でも女騎士の美しさや凛々しさを失っていない。
だが、それでもフランソワの今までの兄や姉への思慕といったものをぶちこわしたのには変わりなかった。

―絶対嫌だ!!兄さんも姉さんも!!そんなすっぽんぽんで!!ニンジャなら普通覆面くらいしてるものだろう!!

だが、全裸に覆面では余計その変態さに拍車がかかるのに気づき、さらにフランソワはげんなりとする。


数日後、ウェインがニンジャになろうとした時、訓練所まで先回りして猛反対するフランソワの姿が確認されたのは言うまでもない。

※これらの出来事は、実際私のプレイ中起こった出来事です。


初めて地下9階に降り立ったグランクールパーティーは到着早々モンスター達の不意打ちを受けた。
愚鈍な亜人種トロール達を率いるオークロードは狡猾で、パーティーは連携が取れないまでに切り離されてしまったのだ。
さらには、屈強な戦士のウェインや侍のフランソワではなく、非力な司教クローヴィスや盗賊のスザンナを集中的に狙ってきたのである。


「キャーッ!!」

トロールの棍棒の薙ぎ払いをスザンナは避けきれず、直撃を受けた。
食人鬼どもに取っては、か細い少女の身体を壁まで吹っ飛ばす位、朝飯前だ。

「しっかり!!しっかりして!!スザンナッ」
必死に回復魔法―DIALをかけても、力無いその肢体が意味するのは誰がみても明らかだった。

「やだ!!やだよ!!スザンナーッ!!」
悲鳴に似た泣き声を挙げるカールにオークロードの凶刃が迫る。
高潔かつ優秀な戦士である君主(ロード)であるとはいえ、まだレベルの低いカールがその凶刃を剣、もしくは盾で受け止める力は無い。

「ミームアリフ ヘーア ラーイ ターザンメ
(火よ、風よ、高遠に吹き荒れよ!)MAHALITO!」

クローヴィスの手の先から炎が蛇行しながらオークロードを包み込む!
熟練(僧侶、魔法使い両方の魔法が使える)の司教クローヴィスともなれば、一撃でオークロード達を全滅させる事ぐらい造作もなかった。


「クローヴィス!!スザンナがっ…!スザンナが…!」
しゃくり上げながら、カールがスザンナにすがりつく。
聖騎士とも言われる君主(ロード)になったにもかかわらず、大事な友人を助けられなかった悲しみと悔しさで少年は目を真っ赤にして涙を流していた。

「ご心配には及びませぬ、陛下」

そう言うと、クローヴィスはスザンナの身体に手を当てる。

「ダールイ…(生命よ、再び動き出せ)―DI」

生命を呼び戻す魔法はやはり精神に負担がかかるのだろう―
詠唱が終わった時には、クローヴィスは肩で息をし、額は汗でびっしょりと濡れていた。
呪文が発動されると同時に、一瞬スザンナの身体が光り、可憐な頬に再び赤味が差し出す。
長い睫に縁取られた瞼が開かれるのはその直後だった。

「う…ん…?あ、あら…あたし…」

「スザンナ!!良かった…良かったよーッ」

蘇生は成功したのだ。
一息ついていた時だった。

「摂政殿…ウェインも」
フランソワが動かないウェインを背負ってクローヴィスの前に現れた。

「やれやれ、頑丈だけが取り柄の様な男までもが…」
仕方なさそうではあるが、クローヴィスは再び蘇生魔法DIを詠唱しはじめる。
だが…

「おおっと」

クローヴィスの呟きに、フランソワ、カール、スザンナの顔が引きつる。



* ウェインは 灰に なった *



数分後、カント寺院前―

「このバカ摂政!!俺をどさくさに紛れて消滅させる気だったな!」

ウェインの怒号が響く。
蘇生したばかりなのに怒鳴り散らせるのは、ひとえに彼の生命力が人並み外れているからだろう。
クローヴィスが蘇生失敗した後、全員でウェインの遺骨(灰)を集めてカント寺院に行き、見事よみがえらせたのである。

「我が輩とて失敗はする。元々DIは成功する方が奇跡的だ」

「なら、何故スザンナの蘇生に成功して、俺の蘇生には失敗するんだ!!あまりにも作意過ぎるぞ!」

「何度言えば分かるのだ、我が輩の意思ではどうにもならぬ事だ!!大体、誰がお前の蘇生代を出したと思っておるのだ!」

「俺を骨(灰)にした貴様が弁償するのが当然だろう!!」


延々と口論を続けるクローヴィスをウェインを見て、カールは改めて決意を固くした。
もっと強くなろうと。



***
何故かクローヴィスがウェインに回復魔法をかけると失敗ばっかします。
まさか、ウィザードリィでも二人の不仲を反映するなんて…。
でもウェインはグランクールパーティー中大事なポジションなので、私はとっても大事にしてます。
(全員大事にしてますが!)



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