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わたしは自分がなにを感じ―なにを考え-ているかを書いてみたいと思う(キケロ)
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※いつぞや絵板であった、「僧侶ジョセフィーヌ>>>>戦士ミカエル>>戦士フリードルム二世」の図で、実際プレイ中あった事です。



地下十階…
九階までの魔物とは比べ物にならない、凶悪な魔物たちが徘徊している事で知られていた。
これまで足を踏み入れた者は生きて帰ってこない、とも言われていた…
そこへ、精鋭のラーナパーティーは脚を踏み入れた。 

最初の玄室に足を踏み入れた時、一斉に天上から何かが襲ってきた。
「ッ!?」 
反応が遅れたのは、不覚としか言い様がなかった。
ヴァンパイアの爪が皇帝の鎧から皮膚まで貫通した途端、強烈な痺れと灼熱感が体中を駆けめぐる。

「ぐ…き、貴様…!!」

心臓の血が瞬時に沸騰し、一気に全身にひろがったような異様な感覚に絶えきれず、皇帝は倒れる。 

「陛下ッ!!」 

すぐに襲いかかってきたもう一匹のヴァンパイアの爪を、背中でオズワルドは受けた。
それにも麻痺の毒があったのか、オズワルドまでもが膝を着く。

 「くそッ!こやつら…」

前衛でただ一人残った戦士ミカエルも焦燥の色を隠せなかった。
ドワーフの血が流れているせいか、こういうすばしっこい手合いは苦手であった。
そこへ、僧侶のジョセフィーヌが、<粉砕のメイス>を振り上げ前衛に躍り出る。

「ふんッ!」
大上段から振り下ろされたメイスがバンパイアの脳天を粉砕する。 

「キャーッ!」

マルガレーテにヴァンパイアが飛び掛かってくる。

「マルガレーテ様は私が護りますッ!!」
振り下ろしたばかりのメイスが唸りを上げながら、右に大きく振られる。
まさかこのたおやかそうな尼僧のどこにそんな力があったのだろう―
避けきれなかったヴァンパイアを吹き飛ばしたのだ。

残った2匹もほぼジョセフィーヌが<粉砕のメイス>で武器の名前の通り、粉砕してまわった。

五人は、ただジョセフィーヌの無双っぷりに呆然と見守っていた。(うち2名は麻痺中)


**

「転職…ですか?」

「ええ。貴方、絶対君主向きですッ」 

マルガレーテが熱心にジョセフィーヌに「君主」への転職を進めていた。
あの剛腕は、ミカエルに勝るとも劣らず、そのフットワークはオズワルド並に素早い。
これを行かさない手は無い―

**

「陛下…」

「分かっておる…。だがな…今日だけは酔わせてくれ…」

冒険者が集う「ギルガメッシュの酒場」でひたすら酒を皇帝は飲み続けた。
不甲斐ない己に落ち込んでいる、というわけではない。

「明日になったら、私もマーフィーズゴースト狩りを手伝いますから…」

「うむ…」

宿に戻った時、フリードルムは気付いた。
レベルが2つも下げられていた事に。
麻痺で動けなかったよりも、エナジードレイン(レベルと経験値を奪われる)を受けた方がショックだったのだ。


**
エナジードレインは絶望します。
ここでリセットを使わなかった私はえらいと思いました。
さらにこれで、あまりにも陛下が弱くなってしまったのですが、レベルが下げられたのをきっかけに「君主」に転職させようという気になれたので、まあいっか。

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