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わたしは自分がなにを感じ―なにを考え-ているかを書いてみたいと思う(キケロ)
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オズワルドの手記

細い道は非常に長く、体力気力を失いそうになりながらも、注意深く歩いた。
両側から覗く深遠に飲み込まれでもしたら、堪ったものではない。
前方には巨大な山の頂がおぼろげに見えている。
そのゴツゴツした岩肌と数ある割れ目は、この先頂上への行程が、かなり厳しいものになることを予感された。

登山というよりも、山道を歩いているだけなのだが、それでも山の薄い空気と時折襲ってくるコウモリや、脳味噌みたいな物体に触手のついた化け物に襲われるのだからたまったものではない。

何度か休憩を挟みながら渓谷を歩いていくと、僅かな冷気を放つ青色の壁をした洞窟への道があった。
この渓谷の半分も歩いていないが、書き加えた地図が正しければ、西方向から方向転換して何時の間にか東方向へ歩いている。
今更渓谷を埋めるために戻るのも面倒だと陛下が仰有るため、洞窟へと足を踏み込んだ。
中に入ってみると、先ほど感じていた僅かな冷気は全くと言っていいほど無い。

よく見てみると、洞窟の入り口には「魔法使いの洞窟―立ち入り禁止」とあった。
一応入ってみたはよいが、途中鉄格子があって侵入出来なかった。
だが、洞窟のところどころに木製の支柱があるということは、確実に人の手が加えられた場所であることは間違いない事が分かったのは収穫であろう。
一度地上に出て、東側から入り込んでみる。

また洞窟があり、そこの入り口の看板には次のような文字が書かれていた。
「採掘場入場の場合、常時保護ヘルメット着用のこと」
ここはどうやら監獄ではなく、採掘場のようだ。
専用のヘルメットは被っていないが、皮製の兜は被っている。
無論陛下も。
城でクィークェグから購入したものがまさかこんな所で役に立つとは…。

洞窟に侵入したはよいが…
その構造の複雑さに、さすがの私も混乱した。
洞窟の中は一応照明はあるが、ところどころに光が差さない暗闇も存在する。
そして、その光の差さない場所の中にスイッチがある。
と、この様な手の込んだ細工がされているのだ。
休憩時に陛下と地図を確認し、
恐らくこれでこの階層は、全て探索し終えたことを確認した。
北東部にある鉄格子二つが気になるが、それは後回しだ。
自ら歩き書き記した地図を広げると、13ある下り階段があるのを確認した。
いったい何処から潜ろうか。
一瞬考えたが、どうせ全て下らなくてはいけないだろう…。
そう思い、一番北から潜ることにした。

細い通路に一枚の木のドア、そしてその先には小さな部屋。
そこには青い植物が生えていた。
それはゴムのようにしなる体で、
ここに来る前に襲いかかってきたヒドラ・プラント(人食い植物)に酷似している。
わざわざ危険を冒して、この避けることが出来る戦闘をする必要は無い。
そう考えた我々は階段を登り、地下二階を後にした。

次に、近くにある西の方向にある階段を下ることにした。
数歩いたところにまた下り階段を見つけた。
まだこの下に踏み込むのはやめておこう。
…分からなくなるから。
下り階段の分岐点を左に曲がり、周囲の探索を始めた。
歩いた先には、下り階段が更に一つ、登り階段が一つ。
階段を登ると、下りのときに使った階段と非常に位置が似ている。
この様子だと、13全ての下り階段は全てが全て独立した場所に繋がっているわけではないようだ。

頭がこんがらがりそうになる。

この複雑な迷路のような採掘場の隅―それもうっかり先程の青い植物が生えている小部屋に足を踏み入れてしまった。

こうなればやるしかない。
物陰にさっそく隠れられた陛下が呪文の詠唱を始めている。

この植物、本当にゴムで出来ているかのように弾力があり、なかなかダメージが通らない。
そこで私は、口を狙って貫くことにしてみた。
相手が口を開けた直後に長剣を差込み、大きく振り上げた。
どうやら刺す攻撃には弱いようだ。

一瞬怯んだ所に陛下の「ディープフリーズ(最強冷気魔法)」が決まった。
流石陛下。

植物の一部を引き裂くと、ゴム糸のようなものになって動かなくなってしまった。
伸縮性があるヒモ……これは使い道がある。
今まで拾った投げ剣―ダークというのだが、これがしょっちゅう散らばってしまうのだ。
これを結わえるのに使おう。


左の扉を開けると小部屋と小部屋をつなぐような部屋に出た。
通路の横にスイッチがある以外は、何も変わったことは無い。
スイッチを押してみると、壁が崩れ金属箱が置いてあったが、役に立ちそうなものがないので全て置いて行くことにした。

更に先に進むと通路に分岐点があり、左側には看板が立っていた。
「スミッティにようこそ! 鍛冶屋と食堂 修理と食事!」
と書かれている。

食堂!
久々にまともな物が口に入る―
私だけでなく、陛下もお喜びになっていた。
喜び勇み、その食堂へと足を踏み入れた。

中に入ると、年をとったドワーフが金床の向こう側から
こちらを見上げている。
真っ赤に焼けたトウモロコシに、
何やら仕事をしながらこういった。

「コンチキショウ! おらぁ忙しいだ、わかんねぇか?」

鍛冶屋は概してこのような頑固者や、やたらと気難しい者が多い。
だが、悪意は感じられない。

「申し訳ない、鍛冶屋殿。我々は今、食料がつきかかっているのだ。少し食料を売ってはくれまいか?」

するとドワーフの男は、表情と態度を変えて我々を歓迎した。

「おお、お客か。いいぞ、どれにする?」

次々と食材と武器を並べ始めた。
焼いたトウモロコシに、焼いた肉……
採掘場の中なのに随分と豪勢なものだ。

その肉が何の肉かはあまり気にしない事にした。
カブと水以外なら何でも歓迎出来る。

「ところで、何故こんなに武器を?」

「書いてあるだろ、スミッティの鍛冶屋と食堂って。
ドアの外に出てるだ!
それと、このおらの金床を使って色々修理するだ。
勿論、直すもんがありゃな」

500Gで焼きトウモロコシと焼き肉、そして幾分らかの蒸留酒を分けてもらい、それを食べながらも私はふと気になってスミッティに話しかけた。

「ところで、この採掘場で何を掘っておられる? 
鉄か、それとも金か銀か?」

「おら、掘れるだけ掘っちまった。もっと掘るのは無理だぁ!」

「そうか…」

ドワーフといえば、装飾物や金銀には目が無い。
そこで、不要になった解読指輪を持たせた。
すると、スミッティは大喜びし、次にもし修理したいものがあれば無料で直すという事を約束してくれた。


食事をし、さらに寝床を借り(ドワーフに恩を売るとここまでしてくれるものだらしい)て鋭気を養って再び我々は探索を開始した。

最南にある階段を下りると、その先はダークゾーンだった。
壁に手や剣を当てていくと、正面は行き止まりで左右に分岐されていることがわかった。
右へ向かってみると暗闇は晴れて水場とランプの付いた部屋に出た。
おそらく、ここは休憩所だったのかもしれない。
飲み水はまだ利用出来る。
口に含んだだけでも気力が復活するのは、恐らく採掘する者たちのために何者かが魔法で気力体力を回復出来るようにしたのだろう。

しばらく水を飲んだところで探索再開―

階段のところで分岐されていた暗闇の先を歩いた。
暗闇の最も奥は、デッパリのついた壁だった。
いや、壁ではない。何か違う素材でつくられたものだ。
そう考えた私はそれをつかんで捻った。
暗闇の中でドアがあると、全くそれはわからない。
一歩遅かったら、引き返していたのかもしれない。
そう思いながら、俺はドアを開けた。
すると、突然先ほどの青い植物が襲い掛かってきた。

ここを含めると、三箇所はこの青い植物を見ている。
が、既に我々は常套手段で絶対にこいつを倒す方法を知っているため、特に驚異ではない。
驚異になるのは、この採掘場を我が者顔で歩く蟻たちの方だ。
毒持ちの上に、数が多くて厄介だ。

さっさと倒して、またゴム糸を採取。
ふと、集めたゴム糸をまとめてみようかと、何気なしに持っていたゴムとゴムを組み合わせた。
これが後々思わぬ助けになるとは思わなかった。

このようにして探索を続けていくうちに、やっと長い通路がある部屋や、下へ降りるための階段を見つけた。
下るのはまだ早いので、この地下二階を探索してからだ。
我々はここで五つの下り階段を見つけた。
恐らくこれで探索はし終えた。
そう重い、一番近い左下の下り階段を使ってみた。
すると、またトンネルのような通路があり、上に登る階段を見つけ登ってみた。



陛下のお顔が疲労というより、苛立ちと採掘場を作った者たちへの怒りで青くなる。(陛下は激昂なさると真っ赤になるというより、血の気が引いて真っ青になられるタイプなのだ)

一体ここはどれだけ入り組んで入れば気が済むんだ。


陛下ならずとも、誰でもそう思うだろう。

そう思いながら通路を歩いていると、そこには大きな出っ張りが壁に張り付いていた。
何か出口かと思い押してみたら、ただ金属の箱が出てきただけである。
箱を開けてみると、そこにはハンマーと"のみ"を見つけた。

「いっそのこと、つるはしとのみで通路を1つにしてくれる!」

陛下…(涙)

自棄を起こされた陛下が勝手に階段を降りられるので、私も慌てて後を追った。
どんどん下ると、最下層に辿りついた様だ。
そこで陛下は足を止められていた。

否、足を止めていたのではなく、目の前にあるものを見つめておられたのだ。
そこには見えない壁が立ちはだかっていたのだ。

部屋への入り口は、この巨大なダイヤモンドの透き通った壁によって遮られていた。
そしてその内側に、今までに見たことも無いような奇怪な表情が浮かび上がっていた。
ダイヤモンドの内側で蠢く、その頭の様子から、どうもそれが単なる幻影ではなく、実際に何らかの魂が巨大な宝石の中にとらわれていることがわかった。
壁際に近づいてくるたびに、何かを語りかけようとしてくる。

調べてみると、そのダイヤモンドの壁面は四つの方向にあり、
やはりとは思ったが、通常の武器では傷一つ付かなかった。
ただ、先ほどの"のみ"を使うことによってのみ、その壁面に裂け目が出来た。
しかし、それは砕け散りはしなかった。

「やはり四方から砕かなくてはならないようだな」

そう仰有ると陛下はがくりとした。

「四方ということは…また階段の上り下りか…」

私までグッタリしてきた。
早くこの山を降りたくなってきた…







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今残っている鍵は、『鐘楼の鍵』だけとなった。
あの渓谷を渡るのに必要なものを探すため、例の鐘楼に登る事にした。

一階の西側にある塔を登っていくとこんな言葉が記されている銅板があった。

「鐘楼の開放は厳禁」

ドアを開けると、天井には大きな吹き抜けが見えた。
巨大な吹き抜けから上を見上げても、見えるのはただの暗闇だけだった。
しかし床の上には、小さな鼠のような生き物の死骸、血の痕、フン等上から落ちてきたものが散らばっていた。

螺旋階段を上り続け、最上階まで達した。
通路の先に大きくて黒ずんだ鐘が、鐘楼の頂上に静かにぶら下がっていた。
その鐘は薄黒いカビに覆われており、ところどころ蝙蝠の糞が染みを作っている。
そして、太くて長いロープが鐘から下の吹き抜けに下がっていた。
このロープを掴んで吹き抜けに飛び込めば鐘が鳴るのだろう。

「このロープを使って渡れば、きっと向こう側に飛び移れるだろう」

そう私は言ったが、兄さんと姉さんはあまりイイ顔をしない。
なんといっても、危険すぎる。
一歩間違えたら転落死だ。

「まあお前一人で飛び込んでも俺は別に気にしないがな」

…相変わらず冷たい兄だな。

「それに、フランソワ…。恐らく鐘楼にいるコウモリに襲われる危険もあるぞ」

「じゃあ、私一人で向こう側を探してみる。十分して戻らなかったら先に進んでくれ」

この提案に姉さんは猛反対しそうだったが、あっさり兄さんがOKを出したために私は鐘楼のロープをぎゅっと掴み、思い切って地面を蹴った。


ゴーーーーーーーーン


ゴーーーーーーーーーーーーーーン


鐘は鐘楼の住人の目を覚ましてしまったようだ。

「フランソワてめーーーッ!」

兄さんが激昂する声を背中で聞いた。
どうやら、コウモリたちは待っている兄さんと姉さんの方に襲いかかったようだ。

「兄さん、姉さん頑張れ」

小さい声で言って私はそっと探索に乗り出した。

といっても探索はものの一分で終わった。
向こう側には小部屋が1つしか無かったのだから。
鍵を使って開けると、そこには複数本の鐘のロープのスペアがあった。

そのうちの一本を俺はいただくことにした。
これに早速、フックにロープを結びつけて固く縛りつけた。
これは非常に重い。
少なくとも50ポンドはくだらないだろう。
こんな重いものは、さっさとしかるべきところで使ってしまおう。

そう思って再び鐘楼のロープを使って飛び移った時、いきなり兄さんの鉄拳が迎えてくれた。

「痛いじゃないか、兄さん。せっかく私が危険を犯して大事な物を手に入れたのに」

「何が大事なものだッ! お前のせいで俺は二度も毒コウモリに襲われて死にかけたんだぞ!」

「結局生きているんだからいいじゃないか」

「お前という奴はーーッ!」

不毛な兄弟喧嘩を派手にした後、私たちは例の渓谷へ向かった。

目の前にはまるで底なしの落とし穴のような巨大な渓谷が口を開いている。
鍵爪のついたロープを渓谷の向こう側に投げると、大きな岩に上手く引っかかった。
もう片方のロープの端を固定した岩に固定した後、ロープに命を託して、渓谷の向こう側に渡った。

勿論、私から先に、だった。

「兄さん重いから、最後に渡らないとな」

「やかましい。万が一落ちるなら、貴様も道連れだ」

ロープをつたって渡っている時もこんな喧嘩が出来るんだから、ある意味で私たちは余裕を忘れてないと思っている。

どこか、それほど遠くない辺りから何やら吸い込むような物音が聞こえてくる。
くちゃくちゃと何か食べているような音だ。

前方に不気味なものが横たわっている
…それは、ただそこにいるだけのようだ。
どうもさっきの吸い込む音は、これが立てていたらしい。
その不思議なものに気をつけて近づいてみると、根本のところに太い管のようなものが付いているのが見えた。
どうも植物らしい。

おっと! 



腹が減っているようだ!
それは素早い動きで、私たちに襲い掛かってきた。

緑の体をした食虫植物を巨大化させたもの、差し詰め人食い植物といったところか。
まるで肉食動物の口のように鋭い棘の付いた口を広げてガチガチと鳴らしながら噛み付いてくる。

いや、それだけじゃなかった。


姉さんが突然転倒する。
おかしい。
今まで何も感じてなかっ…

兄さんまでも倒れる。

気付くと、その植物の口から白い気体らしきものが吐き出されている。

その場で私は理解した。
あれを吸い込んではいけないと。
恐らく、危険地帯で引きずりこまれた死体たちは―こいつらの出す白い気体…霧を吸い込んで何も分からない内に食い殺されたのだろう。

私も段々目の前が霞んできた。
必死に起きようとしても、植物たちはさらに私までも眠りに誘おうとさらに白い霧を放出しだす。

まずい。
このままでは、私たち3人とも…


渾身の力を振り絞り、私は一か八かかけてアイスボールを詠唱した。
氷の嵐が降り注ぎ、植物たちがのたうち回る。
周囲の気温が下がったせいなのか、あるいは頭にアイスボールがぶつかったのか、兄さんがやっと起きてくれた。

「くそ、こいつらまだ生きてやがる…!」

しぶとい植物たちに手を焼いたが、それでも何とか姉さんも目覚めたおかげで何とかしのげた。
いつもと様子の違う獲物に一瞬戸惑ったことが命取りになったようだ。

兄さんの振り回した斧に切断された頭部(と思われる部分)が飛ばされた所で終わった。


「危なかったな…」

そう言ってさらに奥に進むと、「E-Zエレベーター 下り」と書いてある看板があり、その下には妙なスイッチがある。
それを押してみると、床がゆっくりと動き沈んでいった。

止まった所で、空気が先程より澄んでいるのに気付いた。
あの息が詰まるような城から出た開放感でいっぱいになる。

エレベーターを降りてトンネルを抜けて山から出ると、
目の前には巨大な渓谷が広がっていた。
いくつもの橋が、網の目のように谷の間に渡されている。
そして頭上―遥か彼方には、渓谷の真ん中辺りの最も深い谷から立ち上がる壮大な山の頂が窺えた。

ジャイアントマウンテン―

巨大な山の異名をとるのにピッタリだった。

皇帝フリードルムの手記

例の祭壇から落下した後、巨大な蛇に襲われた後、危険地帯で巨大ミミズに襲われる等本当にロクな目に遭わない。

とりあえず、死者の日誌(と勝手に読んでいる)の内容をクィークェグに伝えて暗号を聞き出した後、その日誌を押し付けた。
無用な長物をいつまでもずるずる持っていくのは面倒だ。

それと、例のスヌープチェリをル・モンテスに返してやった。

「ああ、スヌープチェリ! やっと会えたのう!」

そういうとル・モンテスはしばらくの間、ずっとその犬のぬいぐるみを猛烈な勢いで頬ずりし、ずっとハグしていた。


言うまでもないが、余もオズワルドもドン引きしていた。

そんな事はおかまいなしに、すっかりル・モンテスは上機嫌で我等に「船長の檻の鍵だ」と銀の鍵を渡してくれた。

どうやら、あの船長のねぐらにいるらしい。
後、ル・モンテスは彼等が川―それも霧の立ちこめる薄暗い川からやってきたと教えてくれた。
日記内であった、あの“霧”と何か関係あるのかも知れない。

ともかく、やっと我々は、今まで入れなかった“ねぐら”に入る事となった。


ドアに小さな隙間が開いた。
そしてその後ろから、不気味な声が響いた。
「兄弟ぇ、合言葉ぁを言ってくんなぁ」
余が「スケルトンクルー」と答えると、
その不気味な声は
「あたりだぁ」と返し鍵を開けた。

「はいんなぁ」

どうやら我々を入れてくれるようだ。

そこは小汚い部屋だった。
煙がもうもうと辺りに立ち込め、
いくつものテーブルの周りにはエールのビンや泡立つビールを持った
無法者の群れを成していた。
盗賊、追いはぎ、山賊、海賊、人殺し―
一つ屋根の下にこれだけの凶悪な者共が集まったことは、今だかつてなかったであろう。
部屋に入っていくと、全ての動きが止まった。
視線がこちらに集中し、死のような静けさが辺りを包む。
それぞれのテーブルをさっと眺めただけで、
金貨の山、トランプ、サイコロのところにかけてあるチップなど、
様々なものが目に入った。
そしてそういったものの一つ一つ、
汚らわしい顔の全てがこちらをじっと見つめていた。

絶体絶命と思ったまさにその時、
周りの何かがピンチを脱する手がかりになったという経験が無いわけではない。
今がまさにそのときである。
辺りに視線をめぐらす。
いくつもの顔、厚い煙の壁…
と、その遥か彼方、鉄格子の向こう側になにやら奇妙なものが居るのが目に入った。
しかめっ面にひねくれた笑みを浮かべ、赤い燕尾服、白いひだ付きのシャツ、青い半ズボン、黒い帽子、60センチもある長い巻き毛の黒髪といういでたちの人影が、その合資の向こう側にとらわれていたのである。
男は片目を黒い眼帯で覆い、肩には緑色のオウムのぬいぐるみを置き、顔には奇妙な表情を浮かべている。
しかし、何よりも一番目を惹いたのは男の右腕だった。
その本来なら右手があるところには、磨きこまれた金属製の鍵爪がついていたのである。


突然、目の前に異様な臭いをさせ、脂ぎったカエル面の太った男が立ちはだかり、空想の時間を大きなげっぷの音で遮った。
何と下品な男だ…。

「おいらぁマティー船長だぁ! ちっと待ったぁ、うすのろぉ!
新入りはぁ勝負に勝たねぇ限りぃ仲間には入れねぇんだぁ!
勝負の方法はぁ二つだぁ。御馴染みの戦いかぁ、もうちっと文化的な奴、そうよ、飲み比べ!
戦うかぁ、それとも飲み比べかぁ?」

…飲み比べのどこが文化的なのか小一時間問いつめてやりたい所だ。
その気になれば、オズワルド一人でもこの海賊の群を屠る事は出来るのだが、無駄な労力は使いたくない。
それに、ここ数日水とカブだけの日々だ。
余もオズワルドも、久々に飲める酒につい心が動かされてしまったようだ。

「…飲み比べを受けよう」

「おう、おいらの好きなぁ勝負でぇ。ハーハーハー!
いっちょ飲むかぁ」

しかし

「いっぱい50Gだ!買うかぁ?」



何!?
こちらが金を払うのか!?


…しかたない。

「はじめぇ!」


この勝負は一対一なので、オズワルドに任せる事にした。
なんといっても、余のスタミナは低いのだ。
オズワルドに比べると。

二人同時に杯をとると、凄まじい勢いで進んでいく。
みているこちらが「おぇっ」となりそうだ。

だが、マティーという男、どこまで底抜けなのだ。

十杯近くでも「フーッ、まだ飲んだ気がしねえ」と部下にガンガン注がせている。

「おめぇ、ちっと青くなってねぇかぁ?兄弟」

オズワルドにそう言ってきたのだが…。


あの黒仮面からどうやって表情を知ったのだ


しかし、オズワルドも少し危なそうだ。
いや、大丈夫だとは余は思っているのだが…マティーのザルっぷりを見ていると不安になるのも仕方ない。
どうせなら、ミカエルに当たらせればよかったか?とさえ思わされる。

そして15杯め辺り・・

「フーッ。たまんねぇなぁ…ウィーッ、ちっときいてきたぁ」



船長は酔い潰れた!

勝負に勝った!

その途端、どこかのテーブルで歓喜の声とこちらを呪詛する声が一斉にあがっていた。

無法者達は、飲み比べの間、それを楽しんで観戦するものや賭けをしていたらしい。
中には興味がなさそうに横目で見る程度のものや、完全に無視して他の賭け事をしているものたちもいる。

…おまえ等、船長の応援をするだろう、普通…。

だから無法者共は好かないのだ。
真義も何もないのだからな。

らんちき騒ぎを後目に、我々は奥へ進んだ。
無論、あの前船長をみるためだ。


ル・モンテスから受け取った銀の鍵を使って鉄格子を開ける。
鉄格子の中の鍵爪を持った海賊の死骸は
近くから見ると更に一層気味悪く感じられた。

鉄格子に鍵が掛けられているのには、それなりの理由があった。
というのは、その死骸に触れた途端、
灰と骨の山になってしまったからである。

後には、燕尾服、帽子、オウムのぬいぐるみ、眼帯、そして光り輝くかぎ爪しか残っていなかった。
燕尾服と帽子はあまりにも埃や腐敗がひどい様なので捨てる事にする。
眼帯も邪魔だ。
結局、余が手に入れたのはオウムのぬいぐるみとかぎ爪だけだった。
それにしても…
海賊の船長が、このようなぬいぐるみなど持っているのだろうか。
何かこれに執着している理由でもあったのだろうか。
ル・モンテスのスヌープチェリといい、
このオウムといい…何なんだ、この国の人間どもは。

と、緑のオウムを掴んで調べてみると、背中に小さな宝石がはめ込まれているのを確認した。
何故このようなものがあるのだろう? 
これも特別な力を持つ代物なのだろうか。
そう思い、試しに力を解放するために念じてみると、
余自身に何かの力が漲り、
オウムのぬいぐるみは粉々に砕けてしまった。

手元に残ったものはフックのみ。
これを見て思ったことは、先ほどの渓谷で見たフックが付いたロープだ。

何かロープを探せば、きっとあの渓谷をわたれるかもしれない。


あの褐色肌の少女たち―恐らくアマゾンの集団であろう―の後を追うことを諦めた自分たちは仕方なく危険地帯を抜け、
鉄格子を東から順番に可能な限り全て開けていった。
一番東の牢屋には骨が積み重なっている。
山のように積み重なっているのは、忘れ去られた囚人の骨だった。
それも鎖に繋がれたまま死んだらしい。

骨の間を探ってみると、指の骨のところに変わった指輪があるのが見つかった。
調べてみると、周囲に文字が掘り込まれていた。
 O L L Y R O G E R
J             S
あ            わ
 んごう・かいどくゆび

海賊の解読指輪を航海日誌の文字の上にかざしてみると、以下の文章を読めるようになった。

一応自分のメモに写してみた。


…相変わらず偵察隊からの連絡はない。
もう、残骸となった船は捨てるしかなさそうだ。
ちくしょうっ! この霧さえ晴れれば…

99
救命ボートで上流へ向かう。現在、生存者は9名。
モーガンの顔色が悪い。
症状は他の者と同様。彼も病気になったようだ。

100
朝、モーガンの容体が悪化。
夕方、死亡。
原因不明の病気に、皆恐れをなしている。
もしかすると、我々が毎日食べているこの鼠肉が原因かも知れない。


「ネズミの肉か…」

この城に来て、クィークェグと何度か交渉している。
大抵は武器防具だが、何度か干し肉を分けて貰っている。
後は、時折狂ったこそ泥たちが持っているカブが今の自分たちの食料である。

これだけでももうウンザリしている。

この城に入って(閉じこめられて)、日記をみれば4日しか経っていないが、実感としては数ヶ月近くさまよっているような心地だ。
極限まで来たら、自分たちも殺した魔物の肉を喰らう事になるかも知れない…。


次の数ページは汚れが酷く判読できなかったが、
その更に次はまた読めるようになった。

106
船長は、船に戻れば皆死んでしまうといっている。
しかし、このままではいずれ皆幽霊になってしまうだろう。
体が消え行く原因がわからない限り…

107
今朝、ゴルモン死亡。症状は他の者と同様。
ついに生存者は6名。
船長は宝箱を埋めなければならないといっている。
運ぶには重過ぎる。
こんなクソッタレ山から下りられるなら、なんだって歓迎だ…

109
ロスコウが岩棚のところでモーガンを見たといっている。
勿論、皆モーガンが死んだのは知っている。
どうも、皆少しいかれて来たのかもしれない。
少なくともロスコウはおかしい…

109
今日、モーガンを見た。
死んだはずのモーガンを見るなんて、俺も病気にやられたみたいだ。
あいつの顔は血だらけで、何も言わず、じっと俺の顔を見て笑ってやがる。
俺もいかれちまったらしい…

110
神よ守りたまえ! 
今日、宝箱を生めて山を降りる途中、巨大な怪物に出くわした。
アレは人間だったかもしれないが、
兎に角身の丈が3メートル以上もある。
ロスコウを捕まえ、頭を噛み切り笑いながら吐き捨てた。
我武者羅に逃げ切り、兎に角ここに来た。
ここが何処だかはわからない。
我々は完全に道に迷った。
船長はとにかく動き続けるしかないといっている。

111
ついに"ジャイアントマウンテン"から下山した。
尤も、これは勝手につけた名前だ。
かなり大きな渓谷が続き、
そこかしこに橋や渡り綱が張り巡らされている。
向こうのほうには一群の人影が見える。
何かを掘っているらしい…

112
ドワーフたちに声を掛けてみることにする。
もしかすると、助けてくれるかもしれない…

最後の数文字はインクがかすれてかろうじて読める程度で、その後は何も記されていなかった。
この航海日誌を見つけたところの骨のことを思い出してみるに、ドワーフは大して助けにならなかったようである。



しかし、我々にとってこの日記は非常に助かった。
何と言っても、この城に繋がっている山(ジャイアントマウンテン)の情報が分かったのだから。
そしてそこがどんなに危険なのかも。

だが、クィークェグが知りたい情報もここにあったのだ。
これで、海賊たちがたむろしているその部屋に入れる。



早速、開いた鉄格子を抜けて、クィークェグのところへ向かった。
"ジャイアントマウンテン"と呼ばれる所に宝はあることを伝えると、彼は大喜びした。

「ジャイアントマウンテン! なんてこった! 
何で気付かなかったんだ!
おお、そうだ…合言葉は"スケルトンクルー"だ。
情報、ありがとよ!」


スケルトン・クルー…
その言葉を覚え、自分たちは近くの部屋へと進んだ…




…ここの作者は俺のことが嫌いなのか?

本の通り、ボタンを押したところ、
祭壇の表面が大きく開き、中から暗闇に通じる穴が現れた。
穴の中に飛び込み、ドサッと言う音と共に落下した。

だが、

「兄上、すまない」

「いやあ、兄さんがクッションになったおかげでテレジア姉さんも私も無事ですよ」

この野郎…

テレジアはともかく、何でこいつまで俺の上に落下してくる。
俺一人だけがダメージを喰らうとはどういう事だ。(--メ)

ところが悪い事は立て続けに起こるらしい。
目の前の門の格子が開き、向こう側で何かが動いているのが目に入った。
門の向こう側で何かがまたもや素早く動いた。
それが矢のようなスピードで襲ってきたとき、唯一目に映ったのは、何かが動く微かな残像だけだった。
全長10フィートほどの巨大な矢の正体は、緑色の大蛇だった。

「兄さん危ないッ」

あの大蛇め、弱っている(と見えた)俺を集中的に狙ってきやがる…。
どうせ狙うなら、フランソワを狙えばいいものを…

と気付けば、すでにフランソワとテレジアは無事に物陰に隠れ、俺一人「かくれる」のに失敗していた。

…おい、プレイヤー!!
俺を殺す気かッ!!(怒)

気付けば、3ターンほど俺は失敗しつづけ、やっとかくれた時にはすっかり毒に犯され、あと一歩で死ぬ所だった。
だが、俺がかくれたのと同時に、フランソワの水系攻撃魔法「アイスボール」が蛇にクリーンヒットしてトドメを刺した…。

…くそ、これで何度目だ、手柄横取りされたの!!

毒なのか吐き気なのか分からないが、ともかくテレジアのススメに素直に従い、毒消しの薬を飲み(まずいんだな、これが…)
傷薬を使い、身体の不調を治した。
腫れて青紫になった傷口は徐々に元に戻り、軽い傷程度まで収まった。

「ああ、良かったですね、兄さん。なんたって、兄さんが頑張ってくれないと…」

なんか、こいつ(フランソワ)、勘違いしてるんじゃないか…。
というか、前々から鬱陶しい男だったが、最近懐いているような馴れ馴れしくなっている。
もしかしたら、この前いきなり落ちてきた天井の梁に頭をぶつけた時に、俺とこいつが敵対してるという事を忘れてしまったのかも知れない。

とりあえず、開いた鉄格子の門を通って地下へ向かった。
地下の通路はいくつにも分岐しているが、どれも鉄格子で通れない。
唯一つ通れる場所と言えば、「*危険地帯*」と書かれた坑道だけだった。

「危険地帯か…ぞっとしないな…」

テレジアでさえ、何か入るのを躊躇わせるような不気味な洞窟だった。
だが、この城のほとんどの部屋は全部見てしまったようなものだ。
それでも、クィークェグの求めている海賊の秘宝のてがかりは見つからなかった。
もしかしたら、この洞窟の奥にあるのかも知れない。

恐る恐る坑道に入って行き、東から順番に探索を続けていくと、巨大なミミズが現れた。
頭からかじりつこうとしてくる黒光りする大ミミズだ。
頭を狙い飛び込んできた瞬間、両手に持った長剣で迎撃した。
ミミズは長剣に突き刺さり引き裂かれた。
通路の袋小路まで来ると、沢山の骨がこの怪物の住処に転がっていた。
ここの怪物が、かなりの大喰らいだったのは間違いないだろう。
ここにムリヤリ引きずりこまれた犠牲者の遺物の欠片もいくつか残っていた。
破片の殆どはただのゴミになってしまっていたが、まだ使い物になりそうなものが一つ見つかった。
それはつるはしだ。これで壁を掘ることができる……そう思い近くの壁につるはしを突き立ててみたが、崩れそうもない。

「兄さんならイケるかと思ったんだが…。これはもっと柔らかい壁を崩すのに使うためのものらしいな…」

俺をブルドーザーか何かと勘違いしていたのか、フランソワ…。

別な通路を歩いてみると、散らばった骨を見つけた。
散らばった骨々は、少し冒険が過ぎた哀れな人々の末路を語っているかのようだった…。
骨の間を探ってみると、気になる鍵が見つかった。
どうやら、看守の鍵とは別の、牢屋の鍵らしい。

壁を調べてみると、最近そこを掘り返し、更にその後を石で埋めた後が見つかった。
まるで誰かが通路を掘り、そのあとを塞いでいったかのようだった。
つるはしで壁を崩した後ろには、金属の箱が置いてあった。
箱を開けてみると、長い棒、鉄の盾、磨かれた石が複数、飛刃の巻物を見つけた。

更に別な通路を歩いてみると、洞窟の入り口から落ちた石が、トンネルを潜る通路を塞いでいる。
その石はびっしりと積み重なっており、とても手で除けることはできそうになかった。
つるはしを使い、石を砕いて取り除くと、道が開けた。


「…って、何で俺ばかりにやらせるんだよ!」

「兄上がつるはしを持っていますし…」

「大体こういうのは長男の仕事と相場が決まってるんだろう?」

「貴様等、兄を何だと思って居るんだーッ」

いつもの様に喧嘩になりかけたとき、聞き慣れない言葉が聞こえた。
声からして女だ!!


女!!

うんざりしていた所だ!


見れば、奇妙な格好をした黒い女性達が目に入った。
顔には白い文様を書き込み、長い槍と盾を持っている。
しかも大胆なビキニ姿だ!
と、そのうちの一人が突然こちらを指差した。そしてあっと言う間に彼女たちは左の通路へ消え去ってしまった。

「兄さんが怖がらせるからだろう!」

「お前がどうせ色目を使ったんだろう!」

「兄さんじゃあるまいし!」

「なんだとッ!」

不毛な言い合いを弟としながらも、彼女たちを追ってみると、目の前にはまるで底なしの落とし穴のような巨大な渓谷が口を開いている。
その谷の向こう側では、奇妙な格好の黒い女性達が、蔓草で出来たロープを引っ張りながら、先を争って崖っぷちから立ち去ろうとしていた。
このままでは進むことが出来ないので、別な進路をとった。
通路の先の頭上には、上のほうに向かっている洞窟が暗闇へと続いている。

後を追うにも、何かロープがないと転落死は確実だ。

仕方ないので、洞窟の最奥まで進む。
先程の犠牲者たちを屠った、大食らいの魔物が出てくるのではないかと思っていたが、そんな事は無かった。
そこにはただ、足元に小さな動物の骨が散らばっているだけだった。
この洞窟に澄んでいる翼のある生き物の骨らしい…
何か変わったものは無いかと骨の欠片の間を探ってみると、
キラキラ光る金属やガラスの破片が見つかった。

光物が気を引いたのだろう。
これで足元に鍵が転がっていたことにも納得がいく。

これで手に入れた鍵は二つ。
数ある鉄格子をあけることが出来るだろうか。
それに期待しながら危険地帯を後にした。

本日、帰り道で5匹の猫と会いました。
ぬこはいいです…
見てて非常に和みます。


ラストの一匹は黒猫で、しかも私の目の前を横切りました。
黒猫が横切るのを不吉、と言いますが、イギリスでは吉兆だそうです。

でも猫といっぱい会えた今日は幸せなんで十分ラッキーです。
電車はおろか、図書館も目茶苦茶エアコンが効き過ぎてます…。

そのせいか、今日ずっと鼻をぐすぐすさせてました。

夏風邪…というか、冷えはツライです。
冷え症解消したハズなのに。

くう(-_-;)
某所にて、拾ってしまいました。ので答えます。

【夜バトン】

□夜する事と言えば?
ネット・落書き・妄想・勉強・読書・明日の服のアイロン掛け・ハンカチ整理…意外と活動してる…(笑)

□夜行性?
夜行性です。

□自分は夜が好き?
大好きです。静かで落ち着けて、何だか覚醒しちゃいます(覚醒!?)

□夜してみたいこと
星を一晩中見つめていたい。
昔、獅子座流星群を一晩中見られるラッキーな機会があったので、あれ以来夜通し夜空を見る事ってしてない様な気がします。

□夜が怖い?
ホラー映画や怖い話を聞いた晩(特に聞いたらその人の下にやってくる系など)はさすがに怖いです。
暗闇自体が苦手なんですが。

□暗くなると吠えたくなる?
うぇ、ウェアウルフさんですか?

□ひとりの夜は淋しい?
いえ、まったく。むしろ、チャットしてる事が多いので寂しくないです。

□夜遊びが大好きだ!
外に繰り出すより、部屋の中で隔絶された雰囲気を味わうのが大好きです。

□夜は一日の始まり?終わり?
始まりにして終わりです(何か哲学的w)

□だいたい何時くらいに寝る?
普段は12時前後です。しかし金曜日限定で3時!

□寝る前必ずすること
歯磨き・シャワー

□寝る前必ず考えること
明日もいい日になりますように…むにゃむにゃ(この時点で眠る)

□ベッド?布団?
布団です。

□寝る時の格好は?
パジャマです。時折ネグリジェ。夏になるとネグリジェ率が高くなります。(薄手なので、快眠出来るからです)

□いつもどんな夢を見る?
フルカラー・ステレオの豪華数本立てです。
時折、はまりすぎてベルモンドが出てきたり騎士が出てきたりします。
大抵強引に何かを手伝わされます。

□金縛りになったことがある
ないです。

□一晩中一人でずっと起きていて朝になったことがある
ゼルドナーシルトでラーナプレイが初めてそれでした。
ラーナとマルガレーテ救うまで眠らないとか燃えてました。

□一晩中異性とずっと起きていて朝になったことがある
ないです。大抵オールする時はカラオケ店で、全員謎テンションで朝を迎えます。そして誰も寝ません…www

□このバトンを回す人
夜の一族と思う方はどうぞ★
RPGの祖とも言われるウィザードリィ。
その占いがありました。

面白そうなのでやってみました。


まずは種族占いからです

Wizardry種族占い


橘香実さんはハーフエルフ(HERFELF) です!

● ハーフエルフ(HERFELF)さんのあなたは、勤勉、実直なタイプ。大胆な行動はほとんど取らず、基本をはずさず、一歩一歩進んでいきます。浮ついたことが嫌いでまじめなので、周りからは信頼できる人と思われています。つまずくと、考えすぎてしまうところがあります。そういう時は気分転換をして、一度問題から離れてみると、妙案がわくでしょう。

● 橘香実さんは一生のあいだに、8人の異性を好きになります。

ハーフエルフ…微妙(´w`)
どうせならエルフが良かったです。そもそも、ハーフエルフが出てくるの、エンパぐらいだし…。
取り立てて特徴ないし…orz
>>ついでに、性格部分は当たっているかも知れません。浮ついた所が嫌いという部分が特に…。


つぎはクラス(職業)です!!

Wizardry職業占い(基本職)


橘香実さんは錬金術師(ALCHEMIST) です!

● 錬金術師(ALCHEMIST)さんのあなたは、ファッションリーダーの素質がある人です。おしゃれについてのポリシーを持っていますが、決しておおげさに自分を誇示したりしません。TPOに合わせた着こなしができ、さりげないアクセサリーを組み合わせることが上手…などの面で、ひそかにあなたをお手本にしている人も多いはず。外見だけでなく、しぐさや言葉遣いなど、内面からにじみ出る美しさがあなたを引き立てているのでしょう。しかし、美を追求するあまり、流行の先端の服や新しい化粧品をつい買ってしまうなど、やや浪費癖があるようです。自分に本当に必要なものを揃えることで、落ち着きが生まれるでしょう。

● 橘香実さんの開運ポーズは、ブリッジです!


錬金術師…
BCF(禁断の魔筆)からの基本職業じゃないかー(涙)
クラシックな方(リルガミン関連)じゃ何になるんでしょう…。
ところで、ファッションリーダーって全然違い過ぎて笑えるんですが。

あ、錬金術といえば、6ではアスフィシエクション(敵を一撃で窒息死させる魔法。凶悪なまでに強く、これだけで後半ゴリ押しでクリア出来る)覚えるためにわざわざ何度も転職しました。
あれは本当に「経験値ウマーーーー」です。


さて…
気になるのが後半―ラストボスも近い。
上級職編もやってみました。


Wizardry占い(上級職)編


橘香実さんは忍者(NINJA) です!

● 忍者(NINJA)さんのあなたは、大人の落ち着きと子供の無邪気さの両面を持ち合わせている人です。急なアクシデントにも余裕で対応したかと思うと、新しいゲームに大はしゃぎするかわいさも。そのギャップがたまらない魅力となり、周りの人をとりこにします。それが時には行き過ぎて、人を振り回してしまうこともありますが、憎めないと思われるのは、あなたの人徳でしょう。TPOに合わせてのふるまいを器用にこなし、どんどん社会に進出していくので、うらやましがられる反面、やっかみを持つ人もいます。けれど、それさえも自分を育てる栄養にしてしまうのが、あなたの強さです。『どれが本当のあなたなの?』と興味を持たれることも多いはず。ミステリアスな雰囲気を武器に、世間を楽しく泳いでください。

● 橘香実さんの開運フーズは、夕張メロンです!



ぎゃーーー(笑)
ニンジャ…よりによって…。
いえ、ニンジャ、便利ですよ。
一撃で相手を速攻で倒せたり、罠解除出来たり(でも盗賊よりも失敗するからイマイチ信用出来ないw)…。
でも…よくイロモノネタにされるんですよね…。
裸ですから…
ニンジャは全裸でいる程、防御・回避能力が高いのですから。

本当、覆面+裸(褌、葉っぱという例もあるけど)ネタは四コマでさえ使われてるんですから…。

さんざん変態だの露出狂だの裸だの騒いでいたら、私ニンジャ…orz

そういえば、4の「ワードナの逆襲」のラスボス格でもあるホークウィンド卿は某小説ではエルフの美女忍者だったそうですね。
ハーフエルフじゃなきゃ、「ホークウィンドと一緒」と喜べたのに(笑)

ちなみに私も寿司好きです(コアネタ…)


皆さんもやってみてはいかがでしょう?
もし司教・君主などが出た場合でしたら、一緒にパーティー組んで迷宮でグレーターデーモン狩りなんていかがでしょう(爆)










ふとカウンターみたら、10000越えしてました!

(・皿・)!!!!


ありがとございますッ!!


これも皆様のおかげです。
最初始めた時、「一ヶ月に2人ぐらい来てくれる位かな~」なんて言って始めたのですが…まさか10,000ヒットするとは…(涙)

途中、ゼルドナーに脱線しまくったり、
更新止まったりして、
「ああ、私って管理人失格…」と落ち込んでいたのですが…

やっていてよかったー ゜・(つ□`)・゜

これからも頑張ります。

さて、10000ヒット記念になにかやろうかなーと思ってます。
…アイディア考えなきゃ。
考えている間に、11000ぐらい行っちゃったりして(笑)

後、また模様替えしたい気持ちでウズウズし出しました。
新しいテイストにしようと今画策中です(フフ…)
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