Scribam quid sentiam
わたしは自分がなにを感じ―なにを考え-ているかを書いてみたいと思う(キケロ)
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やってらんない!!
2009/01/08 [Thu]
やっと社会の厳しさというものに直面してしまいました…
…絶対、あんな人間になるまい、と心に強く決めました。
…しかし、本当に「飲まなきゃやってらんない!」と思い、滅茶苦茶飲み始める自分もどうかと思いました…
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日々の生活
テレジアの日記
2009/01/07 [Wed]
水の翼で探索していると、この辺りはいくつかの群島がある事に気付かされた。
ミノ・デーモンのいた「亡者の島」の近くに、
以前カロンが言っていた「死者の島」。
さらには、「忘れものの島」や、何者かがうち捨てた物品だけが積み上がっている島などがあった。
自分たちはそうした、宝箱から何か役にたつものはないかと捜し始めた。
そんな中、フランソワがかなり昔にすてられた何かの用具を見つけた。
何か、とはいうまでも無く「釣り」の道具だった。
釣り針と釣り糸、そして何故かコルクの栓がその箱には入っていた。
若干汚れているが、何かに使えそうだと思った。
そして「忘れものの島―捜索と発見」
島の岸辺は砂におおわれ、海水が打ち寄せていた…
と、いきなり目の前を棍棒が掠めていった。
「危ない!!」
一瞬反応が遅れたら、頭が吹っ飛ばされていた事だろう。
その島には、いつから住んでいたのか、この島を縄張りにする巨人たちが自分たちに襲いかかってきたのだ。
それも、大量の、巨大な「蚊」も引き連れて―
あの大群に襲われたら、ひとたまりもない―
刺されたら「かゆい」どころではない。
全身の血が吸い取られてしまいそうだ。
だが、自分たちも十分レベルが上がっている。
言うまでもなく、あっさりと勝負は付いた。
兄上とフランソワ、二人で巨人の首を一太刀で切り落とし、後の蚊どもも自分の「ニュークリア・ブラスト―核撃―」にて一掃した。
「ふう…やばかったな」
「ええ…完全に気付かなかったら、私たち全員がアウトでしたね」
砂を掘り返してゆくと古い金属のかぎが出てきた。
さらに近くの壁には
「海にて行方不明
D・J・ロッカー
赤いX 東3北1」
という走り書きがなされていた。
メモの意味は始め分からなかったが、川の東側の断崖に着いて理解した。
断崖の壁には、大きな赤い"X"が
何か特別な印のように岩の表面に記されていた…
「つまり、東に三歩、北に一歩進んだ所にあるんだな、宝が」
兄上の張り切りようは、あのゾーフィタスが閉じこめられているダイヤモンドの壁を見つけた時以来だ。
早速釣り針に糸を付け、水中に垂らしてみた。
何かに引っかかった!
かなり重そうだ!
「ぬぐぐ…」
兄上一人では大変そうだということで、自分とフランソワも一緒になって引き揚げた。
どうにかこうにか水中から引き上げた
その重いロッカーは、さびだらけになっていた。
中には、壊れた指輪と杖、そして鍵だけだった。
…それでも、壊れた指輪はそれなりに価値がありそうだったのでいずれ誰かに売り飛ばそう、と兄上はまだ機嫌が良かった。
その鍵は、近くの水門の鍵のようだった。
門をくぐり抜けてみると、
そこは城の東、奇妙な沼が広がる地だった。
その湿原の木々の間には小道がはりめぐらされ、歩き回ることができるようになっていた。
しばらく暗いじめじめした場所にい続けたため、全員が開放感を感じていた。
日にちにしてみれば、城に入って10日目だ。
早く脱出したいとは思っているが…
しかし湿原のためか、少し霧がかかっていた。
その霧の向こうはるか彼方に、かすかに城のシルエットを見分けることが出来た。
…どうやら脱出する方向と反対側か、あるいは少しずれてしまったのだろう。
地理観のあまりない土地なので、ここから自国へ戻ろうとしたら危険だということで結局、視界の効く所だけ探索する事にした。
湿った地面にはわずかに小さな足あとがついていた。
それははね回る小さな生き物の
足あとのようで、近くの藪の中へ続いていた…
藪の中を見たが、何にも無かった。
一体あれはなんだったのだろう…
禁断の魔筆
ノスタルジー
2009/01/06 [Tue]
久々に「月下の夜想曲」のCDをゆったり聞いてみました。
何だかもの凄い懐かしい―あの時代に戻りたい!という気持ちになってしまいました。
最近のどれとは言いませんが、みんな色々変貌(笑)しすぎているのでなんだか置いていかれぎm(ry
月下が一番安定してるんですよね…私の中では(何故)
最初に知ったせいもあるんですがね。
月下をプレイしたり、曲を聞いたりしてると自分の家に戻ってきた!みたいな感覚になるんです。
ちなみに私の父はアルカードファンです。
アルカードがいない悪魔城はあまり見向きもしません。
あ!
アイザックが好きだったんでしたっけ(大笑)
ヤツの声(特にイングリッシュver)が大好きなんだそうです。
あのエキセントリックぎみな所がお気に入りだとか。
ともかく、また月下…ゆったりプレイしてみようかなー…
悪魔城ドラキュラ
フランソワの日記
2009/01/05 [Mon]
始め、彼女たちが水中から現れた時、兄さんは「おっ♪裸のねーちゃん」と言いたげな顔だったが、その数が半端ない事が分かると緊張を漲らせた。
どれも美しい女性たちばかりだった。
だが、それだけに危険を知らせる心の声が大きくなっていた―
彼女たちはしばらく、物音ひとつ立てなかったが、
水の音が静まるとたおやかに忘れがたい声色で歌い始めた…
―我らはサイレン
海の姉妹
我ら歌う哀しみの歌
そよ風をこえて
たとえ心に愛ありとても
我らを解き放つは狂気
悪夢へ誘わん男たちを
そのやさしき祈り聞かせて
逃れる者は唯一
サイレンの哀歌を知る者
恐ろしき時
我らののどよりおどり出る
死の定めから逃れん
我らを舞い上がらせるは狂気
いざ!
サイレン生ける者を誘わん
海の上なる死へ…
そこでサイレンたちは、無敵を誇る船乗りたちを震え上がらせ、船の竜骨をもきしませる、恐ろしい不協和音のハーモニーで泣き叫び始めた。
聞いているだけで、鼓膜どころか神経・精神まで引きちぎられそうな音だった。
耳を塞ぎたいのに、不協和音にも関わらず彼女たちの歌はこちらの耳と動きを完全に封じてしまっている。
兄さんもそろそろ限界のようだ…
姉さんも…
突然、不協和音のハーモニーのそれにかぶさるようにひとつの声が高らかにさけんだ。
「姉妹たちよ、我らは何者?」
続いて、大勢の声が応えた。
「我らはサイレン!」
再び、ひとつの声が問う。
「我ら何ゆえ歌う?」
泣きさけぶ声が応える。
「我ら狂気ゆえ」
歌はさらに高まり、一つの声はそれに応えた。
「姉妹たちよ、我ら何を歌う?」
コーラスが続く
「サイレンの哀歌!」
歌は熱狂的にたかまっていった。
と、突然、彼女たちの一人がこちらを向きさけんだ…
「では、サイレンの哀歌とは何?」
それは咄嗟だった。
あの、アイラおばさんの墓にあった書物の一節が脳裏に浮かぶと同時に喉から躍り出たのは奇跡としか言い様が無かった。
「我らを解き放つ狂気!」
その途端、ソロを歌っていた、ひときわ美しいサイレンが、心までとろかす様な笑みを浮かべた。
「おお、気高き旅人よ!我らの哀歌を ご存じであったか!
あなたがたは、自らえらんだ道でもう一度自由に戻ることができよう。
しかし、お忘れめされるな。
サイレンは常に旅人を狂気へ誘い続けねばならぬということを。
なぜなら、狂気だけが彼女たちを解き放つのだから。
生けるものは水を恐れるがよい!
とはいえ、あなたがたは我らの歌を聞きいまだに死をむかえてはいない。
それゆえ、我らはあなたがたの旅を助けることにしよう…」
そう言うと、そのサイレンは私に半透明の、触った感じは個体と液体の中間ぐらいの、翼を渡した。
否、それは翼を模した、美しい「水のつばさ」と呼ばれるものだった。
それと同時に、サイレンが手を伸ばしてきた。
意味は何故か理解出来た。
サイレンの歌が記された書物を、私は無意識の内に差し出していた。
「我らのおくり物、この魔法のつばさをその本のかわりにお受け取りなさい。川を旅するときに役立ちましょう。
生けるものの足は水の上では役立ちませぬから。
さぁ、我らは行かねばなりません。
すぐに狂気が我らを解き放ち、今起きたことは忘れ去れるでしょう」
ふと、サイレンは悲しげな表情を浮かべた。
悲しげというよりは、諦めたような何かを達観してしまったような顔だった。
「我らが求める自由とは、過去から解き放たれること。
我らをしばり、哀しませることはすべて過去にあり、
それゆえ我らは歌い、忘れ、解き放たれるのです。
我らを解き放つもの、それは何もかも忘れてしまうという狂気なのです…」
そしてサイレンは静かに水底に消え去っていった。
まるで何事も起きなかったかのように…
「…一体、彼女たちに何があったのだろうか―」
「んなもん、知っても意味は無いだろう」
さすが兄さん…
情緒ゼロ…
「さて、あいつらは首尾良く帰ってくれたが、また戻ってきたら厄介だぜ。きっと今度はこっちが完全に発狂させられるまであのコーラスを聴かせる気だぜ」
それももっともな意見だ。
私たちは水のつばさをはいてみてから、水の上に足を踏み出した。
不思議にも、陸上とほぼ同じ感覚で歩く事が出来た。
それでいて、意思を持ってすれば水中に泳ぐ―否、隠れる事も出来るのだ。
彼女たちの誠意―ありがたい贈り物は大事に使おう―
そう私は思い、しばらくこの川を探索する方へと神経を傾けた。
禁断の魔筆
フェルディナントの日記
2009/01/04 [Sun]
とりあえず、漁るだけ漁った後、さっさと俺たちはこの陰気な場所から立ち去る事にした。
長居していれば、また亡霊に襲われる危険があるからだ。
出て気付いたが、この地下大墓地に通じる大広間には魔法の泉が涌いていた。
言うまでもなく、全員がぶ飲みした。
何だか分からないが、時々この手の飲み物があるのだ。
時々毒(というか、ただ単に腹をこわしただけと思われるが)があるので、不用心に飲む事は出来ないんだが…
ともかく飲んだ後、俺たち全員生気が戻ったような感覚になった。
もっとも、お腹がたぷんたぷんしてちょっとつらいが。
亡者の島の牢獄みたいな場所の門の外の水面には、大きな板で作られたいかだが浮かんでいた。
そして、丈夫そうな鋼鉄製のケーブルが壁から伸びて、いかだのクランク付き巻き上げ機につながっていた。
カロンの爺に頼んでもどうせいつものルートしか行かせないのは目に見えている。
多分前進するには、このいかだを動かすしか無い。
いかだに乗り、ケーブルを引き出すようにクランクを回すと、いかだはゆっくりと下流に向かって動き始めた…
下流に向かってる最中、俺たちの前に、不気味な影が水中に浮かびつつあった。
「こいつは…」
一見すると大蛇みたいな形だが、泳ぎが滅法うまい。
否、大蛇だ。
シーサーペントだ!
と突然、いかだの後方から派手な水しぶきと共にいかだが揺れ始めた。
「私たちを水中に引き込む気だ!」
フランソワが言うまでもなく、シーサーペントはいかだを大破させようと尻尾でいかだを煽りだしている。
勿論、俺たちが水中で戦える訳が無い。
かといって、引き揚げて何とか出来る相手ではない。
もっとも、狭いいかだの上に引き揚げるなんて出来ないのは言うまでも無い。
「ちっきしょう!!何とか近くの岩場までいければ…」
だが、近くには岩場が無い。
否、周辺にはうっすらと霧がかかっているために視界が効かない。
それだけに絶望的な状態だ…
「こうなれば一か八かだ…」
テレジアが静かに呪文を詠唱し出している。
大揺れしていて、時折シーサーペントの尾が叩きつけているというのに…大した女だよ、お前は…
その途端、いきなりシーサーペントが悶え始めたような動きを示したかと思うと…
襲撃は止んだ。
同時に、シーサーペントが水際に浮かんできた。
全長10メートルほどはあろうかという巨体はまったく生気が感じられない。
「…デス・ウィッシュ(脱魂)が効いたな…」
デス・ウィッシュ…
死神を召還し、敵対する全ての魂を運び去らせる、古代の禁術の一つだ。
万が一、術者の力量不足の場合、死神は術者を標的にする場合もあるという物騒極まり無い呪文だ。
…いつの間に、お前そんな物騒な呪文を覚えたんだ…(汗)
「転職を繰り返しまくったら、覚えてしまったのだ。あらかたの呪文はもう自分もフランソワも覚えてるぞ」
何!?
俺は全然きいてないぞ!!
「多分、兄上は物理攻撃専門員にしたんじゃないのか? 呪文をバンバン使うよりも、クリティカル攻撃で致命傷を与えまくる方が性に合っているんだし」
…プレイヤーめ!!
俺を育てるのを怠りおって!!
なんだかんだ言ってる間に、いかだは静かに目的地であろう岩まで辿り着いた。
そこには看板で
「サイレンの入り江 船乗りは警戒せよ!」
とあった。
入り江はとても静かで
だれもいないようだった…
「助かったな、さっさとここから逃げた方がいいな」
サイレン―
確か、船乗り達を発狂させる歌を奏でる魔物らしい。
一匹や二匹でもやばいというのに、ここら辺は信じられない程の群で襲ってくるらしい。
危険過ぎる。
さっさと逃げよう、と俺が言いかけた時だった。
「遅すぎたようだな、兄さん…」
珍しくあのフランソワの顔に余裕や落ち着きが無くなっている。
突然、何者かにまわりを囲まれてしまっていたのだ!
水底の奥深くから、水しぶきと共に怒濤のように数多くの肉体がせりあがってきた。
半分が女性で、半分が魚という姿のその生き物は、まるで生まれてからずっと海中でくらしてきたかのごとく、やすやすとそして、しなやかに水の中を動き回った。
いかだのたどり着いた岩は、彼女たちに完全に取り囲まれてしまった。
禁断の魔筆
お買い物♪お買い物♪
2009/01/03 [Sat]
本日、オン・オフともにお世話になってますNaoさまと買い物に行ってきました。
結局、お茶しただけとなりましたが、色々発見が出来ましたし、萌え話が出来てパワー充電出来ましたっ。
Naoさま、今日はありがとうございます。
日々の生活
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ウォーキング
2009/01/02 [Fri]
正月早々ではありますが、早速ウォーキング再開しました。
…高清水というお酒とワインを大量に飲んだのと、食事が半端無かった為不安になったからです。
正月太り…それだけは避けたい!!という事で歩きまくりました。
日々の生活
たった今
2009/01/01 [Thu]
初日の出です。
頑張って待った甲斐がありました
日々の生活
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初日の出数分前
2009/01/01 [Thu]
明けましておめでとうございます!
現在山にて初日の出待ちです。後半時間したら初日の出…
しかし、寒い
日々の生活
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テレジアの日記
2008/12/21 [Sun]
地下大墓地へ入ってみた。
小さな地下の墓所には、かびとすえたような臭いが充満していた。
おそらく、腐りかけた死体の臭いもまざっているのだろう。
この部屋には、長いことだれも
入りこんだことがないようであった…
東西に、それぞれ大きな霊園が配置されていた。
当然ながら、入る事は出来なかった。
鍵が掛けられていたのだ。
どこかに鍵があるに違いない、と思ったのは、これまでの経験からだ。
尤も、鍵を手に入れるのは骨が折れる事ぐらい何となく察しはついていたが。
一番奥の部屋にあった、鍵を取るには、腐った死体である守護者たちと戦わねばならなかったのだから。
あっさりと「ディスペル・アンデッド」で倒せるにしても、その数の多さにさすがに辟易してしまった。
どれだけ、この地には死者が葬られているのだろう。
鍵を手に入れた後、自分たちは墓地に足を踏み入れてみた。
その墓石には、死者たちの経歴が刻まれていて、なかなか興味深かった。
部屋の中には、死者の想い出を
刻んだ墓石がならんでいた。
亡者の島などと呼ばれているところに
このようなものがあるのは、
何か少しそぐわないようにも思えた…
例えば…
ブリ親分
「敬愛されるあまり、237回射抜かれた」
イララビじいさん
「わけありて死す、多くの者を殺したがゆえに」
ごろつきのイララビ
「理由持つ戦士、子供ばかりをあやめる」
うぬぼれのゴダイラブミー
「だれも必要とせず、だれも得られず」
変わり者のリー
「だれにも理解されないとわめき、皆に視力をうばわれる」
休みなしのビリー
「立ち止まることなく、果たされることもなく」
アイザック先生
「その脳みそすべてに、いまだ飽かず」
…こういった具合だ。
右の墓場だけでこういった興味深い、皮肉たっぷりの墓石だ。
もう片方も一応メモをしておく。
ほらふきのバルダ
「あまりに人気者で、ついには飽きられた」
向こう見ずのドン・マロー
「何事も恐れず、ビュイックにひかれる」
おせっかいのマンディー
「あくなきこと乞い求め、皆からうとまれる」
泣き笑いのハーポ
「皆にほほえみを与え、自らは酒に死す」
イヌ好きのドン・ジュアン
「熱情を求めて、熱病にたおれる」
うるさがたのアイラおばさん
「彼女の王子様を待ち、いまだに待ちぼうけ」
おひとよしのクライド
「はたらいて、はたらいて、一文も得られず」
無論、墓場で勝手に動きまわったせいだろう。
いくつかの墓地において、骨の平穏を乱してしまい、亡霊を呼び起こしてしまったのだ。
ディスペル・アンデッドでも浄化しきれない悪霊が多かった。
特に、「うるさがたのミス・アイラ」はしつこかった。
「貴様等はわたしの王子サマじゃなあああいいいいい」
とわめきながら泣き叫んだのだ。
これには、兄上もフランソワも効いたようだ。
倒した後に得たものも不気味な品だった。
絶望の首飾り…持ってみて思ったが、生前の彼女の絶望の想いや執念がたっぷりと込められていたのだ。
言うまでもなく、その場で破棄した。
冗談じゃない。
ちなみに兄上から「お前もこうならないよう、ある程度見切りをつけろ」とか言われたのが、個人的にちょっと頭に来た。
別に、自分は「王子様」とやらを待っていていき遅れた訳ではない。
その時、アイラの亡霊が落とした書物が気になった。
サイレンの書という、書物だ。
中身を見てみたら、サイレンたちの歌が記されていたのだ。
何かの役に立つかも知れないと思ったので、メモをしておく。
我らはサイレン
海の姉妹
我ら歌う哀しみの歌
そよ風をこえて
たとえ心に愛ありとても
我らを解き放つは狂気
悪夢へ誘わん男たちを
そのやさしき祈り聞かせて
逃れる者は唯一
サイレンの哀歌を知る者
恐ろしき時
我らののどよりおどり出る
死の定めから逃れん
我らを舞い上がらせるは狂気
いざ!
サイレン生ける者を誘わん
海の上なる死へ…
ソロ:姉妹たちよ、我らは何者?
コーラス:我らはサイレン!
ソロ:我ら何ゆえ歌う?
コーラス:我ら狂気ゆえ
ソロ:姉妹たちよ、我ら何を歌う?
コーラス:サイレンの哀歌!
ソロ:では、サイレンの哀歌とは何?
コーラス:我らを解き放つ狂気!
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