ふと、トゥーランドット皇女の描写について「硬玉の如き純白さ、冷たさはあの刀のような美貌」という歌詞があったんですね。
それで、某国(爆)の皇女様の描写にしっくり来たんですよ。
で、勝手にゼルドナー(ラーナばっかだろう!!)でキャラを当ててみました。
本当、オペラ『トゥーランドット』とゼルドナー知ってる人じゃないと意味不明すぎてアレなんですが。
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トゥーランドット皇女/中国の王女で、三つの謎を解けた者に嫁ぐが、解けなければ処刑するというお触れを出す。
・マルガレーテ
大国の皇女という所や、実際には物凄く純真(たおやか)な乙女という所がもうピッタリですね。
でもまあ、マルガレーテはあそこまでサディストじゃないんです。
どちらかというと、父の方が婿候補を次々に…ごふんごふん。
カラフ王子(テノール)/今は流離いの身のタタールの王子で、トゥーランドット皇女の求婚者
・アイン
すみません。他に思いつかなかったんです。でも、皇女が拒否ってるのにガンガン攻めまくるあの超自信過剰な王子のキャラじゃないんですがね、彼…。
でも、ヒーローとか、他のキャラクターの事の兼ね合いを考えるとアインぐらいしか思い浮かばなかったんですよ。
リュー(ソプラノ)/タタールにかつて仕えていた女奴隷で、カラフに思いを寄せる
・アナスタシア
結末を知っていると、「何だ、このキャストは!」と怒鳴られそうなんですが、でも、あの可憐ながらもそれなりに自己主張する所はアナスタシアがちょうどイイなあと思って。
それに、ある意味ではリューも『トゥーランドット』のヒロインは彼女かも知れません。
王子への純愛を頑ななまでに貫く美少女。ねっ、ピッタリ。
ティムール(バス)/国を追われた盲目のタタールの王で、カラフの父
・ギルフォード
ただ単に老人というだけ選びました(爆)。
でも、ギルフォードはアインを最終的に「息子みたいなもの」なんて言ってるんですからいいでしょう(笑)
パン(テノール)/中国の内大臣
・オズワルド
ピン(バリトン)/中国の宰相
・ラスロー
ポン(テノール)/中国の総料理長
・ビスルクアス
曲調がやけにファンシーな三人組に彼等を当てた自分が何だかアレですね…。
でも、ラスローはポジションから見てもやはりあの三人の中では実質トップですし、何となくバリトンぽいな~と思って。
ビスルクアスはピッタリなんですが、オズワルドはバリトン~バスかなーと思います。
ところで、この三人の役はイタリアの伝統的コメディア・デラルテに基づいてるそうです。
アルレッキーノ、コロナビーナ、パンタローネといった仮面を付けた固定的キャラクターが簡単な筋書きに基づいて即興的に演じるが、これを受けてピン、パン、ポンはしばしば顔を仮面や白塗りで隠して登場するとか。
…オズワルドは黒鉄仮面がほぼ確定で良いんですが、
白塗りのラスローやビスルクアス想像して1人でツボにはまってしまいました。
皇帝アルトゥム/皇帝で、トゥーランドットの父
・フリードルム2世
出番ほとんど無い上に存在感薄い役に陛下…。
ホント、陛下ファン(いるかも知れない)に申し訳ないというか…(笑)。
むしろ、陛下自身が文句言いそう(笑)
しかしこの役はしばしば「往年の名テノール」が舞台生活の最後に演じる役として用いられるので、隠れた名役…です。
大官(バリトン)/姫のお触れを告げる大官
・ミカエル
第一幕開いた途端最初に歌う、滅茶苦茶重要な役です。そんな大事な役はミカエルがピッタリ。
本編でも革命軍鎮圧やら何やらで、国内の重大事件に動いる(と思われる)人ですから。
でも出番、滅茶苦茶少ないんですよね…(涙)
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