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わたしは自分がなにを感じ―なにを考え-ているかを書いてみたいと思う(キケロ)
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今回は、第二弾みたいな形でどんな風に中世ヨーロッパの騎士が生まれるかをみていきたいと思います。


7歳頃~
早速騎士になるため、お家から出されて他の騎士の子供たちとともに城主のもとへ連れて行かれ、そこで訓練と教育を受ける事になります。
まずは身分は「小姓」からスタートです。
食卓での給仕の仕方や簡単な家事の処理を学びます。
勿論、この時点で身分は一番低く、城従のほかの人間からあれこれ私事を受ける立場で、使いっ走りに走らされたり、洗濯仕事をあてがわれます。
そしてやはり大事なのは基礎訓練です。
要視されたのはもちろん武芸全般です。

将来、職業軍人になる彼らは走ったりよじ登ったりなど体力を必要とすることをひたすら行います。
水泳や跳躍など現代の「体育」そのまんまです。

しかし「体育」と違うのは、乗馬・剣術・槍術など戦いのための技術も学ぶことにあります。
彼らは熟練と共に集団で訓練を受け始めることになり、実践に近い状態での訓練に進みます


12歳~
より大きな場所(宮廷など)に場所が移ったら、「小姓」から「騎士見習(従騎士)」に格上げされます。
交代で領主の食事の給仕、馬の世話、馬具の整備、さらに領主がトーナメントや戦闘に赴く場合には、その装具と武具の管理、出陣前には領主に甲冑を着せる手伝いなどが主な仕事です。

そして訓練も前よりもより実践的な訓練を受けることになります。
なんといっても、騎士は体力が命です。
数時間、50ポンド(22.5キロ)の鎖帷子を着て、さらに走り回ったり武器を振り回さなければならないのですから。
勿論、力も大事です。
重い剣を振り回し、槍を小脇に抱えてダッシュし、斧を振り上げて相手に強烈な一撃を与えなければならないのですから。

まず彼等は、甲冑を着けずに徒歩や普段着(勿論、運動着)のままで武具を扱う事からスタートしました。
まだこの段階では正式な武器は貰えず、鉄をはめた棍棒が彼等の武器でした。
なので、戦闘訓練以外は実践においては、そうした棍棒を振り回して戦っていたことでしょう。

こうした訓練は、合同で行われました。そうすることで、騎士としての同胞意識、連帯感を強めたのですから。

さて、戦闘技術以外にも騎士が身に付けるものは沢山あります。
肉の切り分け方、食卓での給仕の仕方、舞踏、雅な作法の練習、狩猟、祝宴など。
後世になると、これに紋章学の基礎が必修となりました。
でないと、どこの誰と戦うか分かりませんからね。(まあ、一騎討ちを行うのはトーナメントぐらいで、実際の戦いで行うことはほとんどありません)
また、なかには音楽や文学などの教養を身に付けた者もいます。
さらには教会にわざわざ言って、文字の読み書きを習った人もいたようです。
なんといっても、当時の識字率は恐ろしく低く、文化活動のほとんどは聖職者が独占していたようなものですから。

10代後半~20代前半
能力が認められ、またそれなりに騎士として自立していくだけの財力があると、晴れて騎士に叙されます。


…しかし、騎士としての身分とそれに伴う出費を賄うだけの収入が無い場合には、数年間領地を持たないバチェラー騎士のまんまです。
なかには、生涯騎士にならなかった(なれなかった)人もいます。
しかし、こういう騎士が多かったのもまた事実です。
何故なら…
領地や財産相続権は長子相続が基本だからです。
長男は父親の領地、財産、爵位などをそのまんま引き継げる事は出来ます。
だから、騎士になるスピードは早いのです。

さてさて、次男、三男が出世していくにはどうすればいいのか。
聖職者になってひたすら猛勉強と実家のバックアップにより出世か、トーナメントに出て武勇を上げてどこかの騎士団か領主に召し抱えられるか、莫大な遺産を持った女性相続人や未亡人と結婚するなどです。



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yomiさんなる方から、いただいてしまいました。
楽しそうなんですが、滅茶苦茶長いので時間のある方、どうぞ。


<ストーリー>
ある日、世界が悪魔に征服されました。
悪魔を倒しに行こうと立ち上がった者が大勢いましたが、みんなやられてしまいました。
その事実を知った他の者達は、戦意を失ってしまいました。

そんな中、悪魔に立ち向かおうとしている者がいます。それは・・・・・・・

「バトンを受け取ったあなた」です!

質問に答えてストーリーを進めましょう♪

第1章『出発の時』 

①あなたの名前と職業は? 
名前:橘香実
職業:遊び人Lv19
後、20165の経験値を積めば賢者になれたはずなのに、
賢者になる前に旅立ってしまいました。

②何時ごろ出発しますか? 
朝の占いを見てから。

③これから悪魔を倒しに行きますが、何を持っていきますか?
体力があまりないので、持っていける道具は3つのみです。
A. 出刃包丁
B. 絆創膏
C. 火炎放射器

第2章『山道で・・・』 

①山道で、魔物と遭遇しました。持ってきた道具を使ってどうやって倒しますか? 
出会い頭、びっくりして火炎放射器を放つ!

②倒したあとのキメ台詞はなんですか? 
「あー放射口むこう向いてて良かったぁ…」


第3章『砂漠で・・・』 

①・・・・・・・・道に迷いました。どうしますか? 
蜃気楼を見つけて「オアシスだー」と叫びながら全力疾走。

②取った行動は、全くの無意味でした。どうしますか? 
「あれえ、何で近づかないんだろう」と言いながら全力失踪中。

③・・・・・・・・さらに無意味でした。しかし、そこへ神様が現れ、あなたを砂漠から脱出させてくれました。お礼の言葉は? 
ぜーぜーぜーあ、ありがとう…ぜーぜーぜー…ございま…す…

第4章『悪魔の城へと続く道』 

①ここまで来ると、さすがに強敵ばかり現れます。そこであなたはこう考えました。
「そろそろ新技が必要だな・・・」
その新技を習得するための修行はどんな修行? 

破邪の洞窟に入りました。
地下150階付近で、眼鏡をかけた紳士的な人物がいました。
どうやら「勇者の家庭教師(魔法使い、僧侶の修行も可)」だったらしく弟子入りしました。
時間が勿体ないので、「特別コース」を受けました。
しかし、それが悪夢の始まりでした。
修行1日目は、いきなり大きな岩を斬るように言われました。
今日中にクリアしないといけないとか言われました。
修行3日目には、ドラゴラムで竜になった先生に追い回され、
命からがら逃げ切りました。

②新技を習得するのにどれくらい時間がかかると思いますか? 
「そろそろ私は行かねばなりません」と先生が破邪の洞窟を抜けてしまわれたので
実質1週間ちょっとでした。

③新技の名前は? 
大●斬(ただし未完成)

④新技を習得し、先へ進むと門がありました。そこには何がいますか? 
両手斧を持った人相の悪そうな男。

⑤「④の解答」は敵みたいです。新技を使ってみました。その時の相手のセリフは? 
「けっ…てめえの鎧をてめえの血で染めるなんてな…けっけっけ…」

⑥・・・・・・・あっけなく倒せました。門が開き中へ入ると、城にはカギがかかってました。呪文を唱えると開くみたいです。どんな呪文? 
コントラ・ベクストラ・アベニュー追伸トレボーサックス!

第5章『悪魔城:1階』
①城の中に入ると、突然お腹が痛くなってきました。その原因は? 
悪魔城に入る前に、精をつけようとウナギ丼とカツ丼と生姜焼き定食を食べ過ぎたせいです。

②その状態のまま最上階を目指していきます。2階へ上がる階段の前にとても強そうな敵がいます。戦える状態ではないので話し合いをしようと試みます。どんな会話?
*追加してもらっても、減らしてもらっても構いません。

あなた「うう…ど、どなたか知りませんけど、お手洗いの場所は…」
敵「知らん」
あなた「知らないって…あなた、ここで働いてるんでしょ」
敵「今日が初仕事だ」
あなた「初仕事…まさか派遣ですか?大変そうですね…」
敵「ああ…自給800円で飛びついたんだが、実は俺はネットカフェ難民で…」
以下、敵の苦労話が続く 



③3時間近くにも及ぶ会話の末、ようやく戦闘モードに突入です。相手の弱点はどこだと思いますか? 
耳元にふーって息を吹きかける。

④勘が当たったみたいで、一発で倒せました。しかし、その戦闘で持ってきた道具、AとCを失ってしまいました。その時のあなたの心境は? 
絆創膏でどうしろと言うんだー(涙)

⑤そして、いつの間にか腹痛も治っていました。治った原因は何ですか? 
多分、無事消化しきれたから。

第6章『悪魔城:2階』
①2階に上がると、敵が全くいませんでした。しかし、上へと続く階段が見つかりません。
どこにあると思いますか? 
きっとワープ床があるに違いない!

②残念ながら、あなたの勘はハズレのようです。あなたはまた探し始めます。そんな中、どこからともなく声が聞こえてきます。なんて聞こえますか? 
「こっちだよ…こっちへおいでよ…」

③その声は、天井から聞こえてきます。天井を探ってみると、小学校でよく見かける登り棒が出てきました。登り棒は得意ですか? 
時間をかけたら上れる。

④その登り棒を登っていくと、さっきまでどこにも敵はいなかったのに下からどんどん登ってくるではありませんか!この危機的状況をどう乗り切りますか?20字以内で答えよ。 
カンダタの失敗を教訓にする(13文字)

⑤あなたの取った行動により、なんとか凌ぐことができました。感想は?
おシャカ様、ありがとう! 

第7章『悪魔城:最上階』
①いつの間にか最上階です。登り棒のせいでだいぶ体力を消耗しました。そこで、少し休もうと思います。どれくらい休みますか? 
元気になるまで…多分2時間ぐらい。

②休んでいると、いつの間にか眠ってしまいました。そこへ敵が現れ、眠った状態のまま地下牢へ・・・・・・・
起きた時のあなたの第一声は? 
ここは誰?わたしはどこ?

③こんなところで終わるわけにはいきません。なんとあなたの持っていた最後の道具で牢のカギが開きました。牢から出られた感想は?
絆創膏でどうやって出られたの!?
 
④牢から出ると、最上階への直通エレベーターがあるではないか!!このエレベーターの操作方法は? 
近くに自転車らしきものが置かれてます。
自力で全力でこがないと動かないようです。
どうやら、悪魔城は電気が止まっているようです。


⑤なんとか最上階まで戻って来れました。さぁ、悪魔はどこにいるのでしょうか。どうやって探しますか? 
「出てこい!!諸悪の権化め!」と
勇者らしい台詞を心の中で唱えながら、部屋という部屋を探しまくる。

⑥しかし、なかなか見つかりません。どうやら今は留守のようです。帰ってくるまで待つことにしました。何をして待ってますか? 
玉座の間で、宝物漁りしている。

橘香実は アミュレットを 発見した!

⑦1時間後、ようやく悪魔が城に帰ってきたみたいです。部屋に入っていきました。ここで意気込みを聞かせてください。 
ふはははは!待ちくたびれたぞ!アミュレットは私の物じゃあ!

⑧あなたが部屋に突入した時の悪魔の第一声は?
俺の台詞を取るなよおぉおお

 

最終章『決戦』
①悪魔が攻撃してきました!こちらも攻撃開始です。持ってきた道具は1つしか残ってません。どうやって戦いますか? 
絆創膏でどうやって戦えばいいのよーッ(泣)

②互角です。悪魔は本気を出してきました。持っていた道具が壊れました!その時のあなたの心境は? 
ば、絆創膏で互角!?(呆然)
壊れるよりそっちの方に驚いたわ!

③このままでは勝てないと判断したあなたは友達を召喚することにしました。だれを召喚しますか?マイミクの中から一人選びなさい。 
Naoさん!!
友情パワーがあれば、何とかなる…といいな…

④お友達と協力してもまだ勝てそうにありません。もう一人召喚してください。 
申し訳ありません!!
misticiaさん!!博識で相手の弱点を探ってくださいっ。

⑤3人で協力して戦っています。そんな中、携帯電話が鳴り始めました。お友達の一人に電話がかかってきたようです。お友達は電話に出ました。電話はどんな内容ですか? 
悪魔城シリーズの最新作について

⑥悪魔も電話の内容が気になってきたようです。しょうがないから、電話の内容を教えてあげました。悪魔はなんと答えましたか? 
ふん。お前たち、そんな多毛症の男が好きなのか!?

⑦悪魔は、うっかり今の発言で弱点を喋ってしまいました。その弱点とは? 
実はハゲ。コンプレックスを隠すため、ヅラをかぶっている!

⑧弱点を聞いた3人は、早速行動に移しました。大ダメージのようです。あと何分で倒せそうですか? 
あと、前頭葉部分を覆ってるパーツをはがせばお終い。

⑨・・・・・・・・予想していた時間よりも長引いています。そろそろみんな体力の限界です。あなたは最後の一撃に出ようと思い、技名を叫びながら突撃しました!その技名は?
タイラーターザンメーウォウアリフイェーターッ!!(TILTOWAIT!!)
 
⑩悪魔も最後の一撃に出てきました!その時の悪魔のセリフは何? 
ジルワンッ!

※ジルワンは、ゾンビ・不死系を一撃死させる呪文。
従って、人間相手に使っても意味が無い。

⑪まだ耐えるのか!・・・・・・・と思いきや、悪魔は力尽き消えてなくなりました。あなたは勝ったのです。キメ台詞は何ですか?
人間相手にジルワン使ってどうするんですか、お爺ちゃん…
 
⑫最初に召喚したお友達のキメ台詞は何ですか? 
あー疲れた。もう帰って寝るわ…。

⑬次に召喚したお友達のキメ台詞は何ですか?
「まったく…こんな事に私の名前を勝手に使って欲しくなかったんですがね」
橘香実「本当、ごめんなさい(汗)」
 
⑭ついに悪魔を倒し、世界に平和が戻りました。さぁ、帰宅です。どうやって帰りますか?
崩れ落ちる城から全員で全力ダッシュ! 

【エンディング】
バトンを回したい人を書き出して、スタッフ紹介を完成させよう。
悪魔・・・ ワードナもどき
召喚された友達(2人)・・・Nao様・misticia様
神様・・・神様
2階へ上がる階段の前の敵・・・日雇い派遣社員
天井からの声の主・・・ホイミンもどき
あなたを地下牢へ連れて行った敵・・・黒騎士A 


お二方、名前を勝手に使ってごめんなさい。
バトンは別にやらなくてもいいです。

長々とここまで読んで下さってありがとうございます。

私は昔から騎士が好きで、独自に書物やネットで情報収集してきました。
そこで、覚え書きと言いますか…いつか悪魔城(レオンやマティアスぐらいにしか使えないじゃん…orz)やゼルドナーシルトでネタにするためにいくつかちょこちょこと書いていこうと思ってます。



騎士とは


騎士は、背が高く、強く、顔立ちがよく、たくましく、忠義を尽くし、勇壮で、大胆であった。
……また騎士は、慈悲にあふれるが邪なところはなく、
愛想がいいが裏切ることなく、
苦しむ者には憐れみ深く、気前よくあらねばならない。
さらに、困窮している者ならば助け、
盗人や殺人者ならば打ちのめしてしまう用意をつねにしていなければならない。
そのようなことは、好意や憎しみなどを抜きにした、公正な判断によるものである。
騎士は、不名誉よりも死を選ばなければならない。
そして、無防備な聖なる教会を護らなければならない
(―「流布本物語群」の散文、『ランスロ』より―)


騎士と言えば、私たちのイメージでは

「立派な馬に乗った、15世紀ぐらいに流行った板金の甲冑と兜に身を包んでいる背の高く、逞しい身体つきの好男子。正義と慈愛と勇気を兼ね備え、弱きを助け、強きをくじくのをモットーにしている」

です。
こんな人間おるんかい、と突っ込まれる事が多いようですが、
実際いません(爆)
しかし、こういう理想の騎士を目指して実践しようとした騎士や貴族が多いのも事実です。
さて、まずは騎士とはそもそも何なのかについて軽く見ていきたいと思います。
勿論、管理人は素人なのでそんな大層な事は書けませんが…。


騎士とは、ズバリ「馬に乗った戦士」です。

そのまんまじゃないか!という声が聞こえてきそうなんですが、実際そうなので仕方有りません。
ヨーロッパで、特に騎士と関わりの深い地域の言葉で「騎士」を見てみると…


英語…knight(ナイト)

フランス語…chevalie (シュヴァリエ)

ドイツ語…Ritter(リッター)

イタリア語…cavaliere (キャヴァリエール)

スペイン語…cavallero (キャヴァレロ)


英語を覗いて、全部「騎乗」から派生してます。
英語のナイトは、古英語で従僕」を意味するcnihtから派生したものです。

つまり、当たり前ですが騎士とは、馬を持っている事で初めて「騎士」になれます。
言うまでもありませんが、馬は維持するだけでも費用がかかります。
無論一般人が荷物運搬に使うために馬を持っている事はあります。
しかし、馬は馬でも軍事用の馬です。

馬という動物はかなり臆病です。(死角である真後ろに立つと、蹴ってきます。注意!)
そのため、戦闘用となるとまずは突撃出来るように精神的重圧で行動するための調教が必要になります。
また、完全武装した騎士を数時間乗せられるような体力や忍耐力も付けさせないといけなくなりますので、調教だけでも結構大変です。

こうした特殊な馬の値段は…

一般の馬の値段×20


さらに、戦闘中に田尾去れば場合も考えると、騎士1人につき、馬を7、8頭は所有していないと話になりません。
その維持費やコストを考えると…とんでもないお金がかかります。
そうしたお金を持っているのは、大富豪か貴族ぐらいなものです。
だから、騎士=持ち馬を持てる上級騎士というのはそうした所からも来ています。

騎士が特権階級として現れていたのは、何と古代ローマ時代からです。
ローマは歩兵が主力ですが、勿論騎士も居ました。
とはいえ、騎士になるにもこの時代から一苦労です。
この当時、ローマには騎乗者の腰や足を安定させる鐙や鞍といった馬具が無いので、騎兵たちはみんな何もない状態で騎乗していました。
それには非常に高度な技術と鍛錬が必要です。
こうしたエリート兵、またはそうした騎兵を従える貴族を騎士(当時はエクィテスと呼んでいたそうです)と呼んでいました。
この時代から、騎士は特殊な存在でした。

さて、そんな古代ローマ時代も、衰退期に入ると東西に分裂します。
東ローマ帝国は分裂後も1000年近く持ちますが、西ローマはあっという間に滅んでしまいます。

この西ローマ帝国が滅んだ後、
ヨーロッパ大陸はゲルマン民族の大移動時期に入り、混沌の時代に入ります。

常に西ローマ教会は、キリスト教化したゲルマン人の国は、
北から異民族や攻撃的なバイキング達、またはイスラム教徒たちに脅かされるようになりました。
それも年中無休で!

そのために、封建制度が発達しました。
つまり、強い武力を持っている封主(領主でもOKです)が、「わしにちゃんと仕えてくれるなら、お前達を保護してやるよ」と言って、領地の者全体を保護する制度の事です。
この封主自身も国王と「お前はここの領地を任せる。その代わり、わしが呼んだからいつでも、戦闘準備をしてすっ飛んで来い」という契約を結んでいます。
無論、軍備や兵士数も必要ですが、何よりも封主(領主)たち自身が、エリート兵士である事を要求されておりました。

しかし、これは突然ぽっと現れたのではなく、ローマ以前のゲルマン人独特の風習からも発達したという説もあります。
ゲルマン人の優秀な酋長たちは、若者たちを従わせるためにイイ武器や防具を気前よく与えたと言います。
受け取った若者は「優秀な酋長が俺に…期待してくれてる!」と、その与えられた武具で勇敢に戦ったと言います。
また、戦闘においても、気概が若者に及ばないのは長老の恥であり、長老ほど勇気を持てないのは若者の恥とされていました。
さらに、長老が戦死したのに、(勝敗に関わらず)生還するのは、最大の恥で不名誉とされました。
つまり長老が戦死したら全員退却ではなく、全員長老の側で討ち死するのが、
最高に名誉があり、格好良いとされていたのです。


うーん。日本の武士道にもこういう所ありますね…。
義経と一緒に平泉まで来た弁慶とその兵士たちの様な絶対主従関係が。

先程の封建制度の契約に、ゲルマン人のこうしたリーダーに対する絶対的な忠誠と
個人的な献身から生じる勇気と武勇は騎士階級のアイデンティティーの確立に深い関係があったのでした。

勇士は、その個人的武勇を共同体に帰する様になり、
自分が勇気を発揮するのは共同体のため、という考え方になってきました。

それは俗世間にちょっかいを出すようになった教会によって次のような三職分みたいな概念が作られてきました。

聖職者は、人々の霊的な安寧のために祈り、精神面を救い導く。
騎士は、聖職者と農民を敵から防衛し保護する。
農民は、聖職者と騎士たちのために食料を提供する。

これは、騎士の責任や役割を大幅に広げました。
それまで、騎士と君主間だけだった契約関係が一気に農民、聖職者など社会全体に広がったのですから。
さらに責任や役割が増えた事で、騎士の立てる誓いは今までは戦闘関連だけだったのが、
寡婦、孤児、老人、病人、教会の保護といった、社会福祉的でより利他的なものまで増えてきたのでした。
これが後に「騎士道精神」と呼ばれるものとなっていきました。



こうして、騎士は社会の一旦をになう存在となっていったのでした。

いわば騎士とは、経済的にも社会的にも、そしてその本分である戦闘においてもより一流を求められたエリート集団みたいなものですね。


本当騎士になるって滅茶苦茶大変です…。
きっと東大や早稲田に入る程の狭き門だった事には想像に難くありませんね。


堅苦しい説明になってしまったなあと思いつつも、
次回は騎士になるまで~騎士になるにはどうすればいいの?~をちょっとmemoしておきます。




参考文献
中世ヨーロッパ騎士事典 (「知」のビジュアル百科)
図説 西洋騎士道大全

某朋友(オン・オフ共々世話になってます)から、「やってみれば」と言われて渡されてしまったバトンがあります。

「ところで、香実ちゃん、陛下とフランソワどっちが好きなの?」

とさらに聞かれました。
ちょうどそれは、私に「薔薇と百合、どっちの花が好きなの?」という問いと同じく、難問でした。
どっちが好きって…
両人とも大好きすぎて困ってるんですが。



「愛の試練バトン」
ゼルドナーシルト:フリードルム2世

●箸が上手く使えない「フリードルム2世」
そも、中世は君主も小作人も大部分が手づかみです。
箸なんてもの使えないでしょう。
「何だこれは。…そうか、串か」と言ってブスっと肉を突き刺すという、誤った使用法をしてしまうでしょう。

●蝶々結びができない「フリードルム2世」
そういう身のまわりの事は全部下男や執事にやってもらうので、
いざ自分でやったら出来ないでしょう。

●横断歩道で白い部分だけを渡る「フリードルム2世」
「余は歩幅が大きいから、たまたま白い部分だけ踏んでいる」と言い張る陛下。
現実主義な陛下は間違っても「黒い部分を踏むと縁起が悪い」なんて事は信じてないです。

●スキップができない「フリードルム2世」
乗馬は得意なのにスキップが出来ない陛下イイね!!(笑)
でもいい年した陛下(43)がスキップがすごい上手というのもちょっと怖いんですが…。

●人見知りの「フリードルム2世」
君主はそれなりに「猜疑心」および「警戒心」が必要なので、大いに有り得そうです。
それより、ラーナ人自体が人見知りな人種だと思ってます。
そう、特に無口なあの人とか、皇女とか見ていると…。
ラーナ人は仲良くなるまでが大変だけど、仲良くなっちゃうと「これでもか!!!!」という程唐突にフレンドリーな人が多い様な気がします。

●炭酸でむせる「フリードルム2世」
大いにむせてマルガレーテに「皇帝陛下ももう年ですね…」と言われてそうです。

●口癖が「ぶっちゃけ」の「フリードルム2世」
例の騎士団撃破後、アインに「ぶっちゃけ、お前がちゃんと戦ってくれるかちょっと心配だったが、しっかり戦ってくれたな。感心感心…」みたいな事を言ってましたね、陛下…。
もしや、忠誠心を試された!?(違)

でも、普段は陛下、「ぶっちゃけ」と言いながら、本心を隠してそうなので全然「ぶっちゃ」けてないでしょう。
きっと本心を見抜けるのはラスローやオズワルドぐらい。


●猫を「にゃんこ」犬を「わんこ」と呼ぶ「フリードルム2世」
宮廷では黙認するのが暗黙のルールです。
オズワルドもアインもさぞかし、あの強面皇帝が「わんこ」と言った日にはぎょっとした事でしょう。

●回転ドアに入るタイミングが掴めない「フリードルム2世」
「いつになったら止まるのだ」と真顔で側にいる人に聞いていそうです。
そして、オズワルドに先導して貰うでしょう。

●何を思ったのか自主制作に走る「フリードルム2世」
ヨーロッパの君主の多くが、建築狂です。
陛下だって、宮殿の1つや2つをいきなり建て出すに決まってます。
内装は全部金張り!
壁には、あちこちの国から分捕った集めた名画や芸術品をならべてご満悦…かと思いきや、
さらにマルガレーテのために宮殿を1つ、
あと夏に過ごすための宮殿や冬ごもり用の宮殿とかを建て出しそうです。
そして財政が逼迫→税金増やしちゃえ→農民の生活が圧迫→ロットバイルの乱が…になりそうです。

●最後にバトンを回す人それぞれにキャラの指定をお願いします。送り返しもスルーも可。
某方に、リヒターorアネットをやっていただきたいなーと思ってます。
見てるかどうか不安…(笑)


なお、フランソワ編もやってみました。
ええ…
結局1人に絞られないんです…。

好きなサイトさん宅に「みた人でやりたい方どうぞ♪」とあったので、やってみます。


○何型?
これは血液型でよろしいですよねっ。
A型です。
日本人の大多数なので、血には事欠きません。

○自己中?
自己中に見せないように振る舞ってる自己中です。


○長所
想像力豊か・素直・発想力がすごい・精神力が強い。
全て友人に指摘されたものです。


○短所
長所をひっくり返したら、妄想癖・単純・虚言癖・ある意味鈍感なので時々人を傷つけてるなど。
あと、ちょっと気が短いと自覚してます。


○泣き虫?
あまり泣かないです。


○すぐ怒る
多分yes。でも怒った様子を絶対に表に出さないようにしてます。
後がややこしくなるから。


○めんどくさがり
勿論(堂々と答えないで)


○気分屋
気分屋なら、悪魔城好き10年以上はいかない。


○八つ当たりする
しません。


○怒鳴る
怒鳴るより、黙る。そして無視する。そして心の中でひそかに暴言を吐いてる…


○命令する
命令というか「お願いします」ぐらいかな。


○物にあたる
当たります…。といっても、破壊した事はない。


○優しい
…とみられてます。不本意ながら。


○毎日笑顔
最近は笑顔が増えたらしいです。


○遠慮なく何でも言う
仲良くなって2年付近になってようやく。それまでは絶対遠慮しまくる。


○わがまま
表面では協調性を保つようにしてますが、そこはかとなくバレてます。
反省してます。


○おとなしい
はい。とっっっっっても!


○無愛想
はい。とっっっっっても!でも、愛想ふりまく時もあります。…どっち?(笑)
 

○どちらかと言うと姫?悪魔?
姫と悪魔ってイマイチ分からない二項ですねー。
まあ、姫です。面倒みてもらう方が多いので…


○ズバリ性格良い?悪い?
悪いんじゃない?(笑)


○自分で思う性格
恐ろしくマイペース。ギリギリになるまで動かないが、ギリギリになってからの方が明らかに能力が高くなってる。


○人に言われること
よくそんな事思いつくね。

妄想力の賜物です(ぇ)


○男女関係なく友達の理想
笑いのツボと突っ込みが一緒。
でも、時々私とは正反対意見を言う。


○好きな異性の理想
節制が出来て、頭のいい人。それでいて優しい人。


○最近言われて嬉しかった事
美容院に行くと必ず「髪の毛が本当に綺麗ね」と言われます。
…シャンプーとかトリートメント滅茶苦茶してるのに…(笑)


○バトンの送り主の顔を見たことある?
ないです。


○送り主の印象は?
クールで知的でセンスがイイ!。
しかし、某キャラになるとおっそろしい程崩壊する(笑)
とてもスタイリッシュで格好いいなーと思いつつ、手が届かない感じの人だと思います。


○次に回す人
アンカーです。
持っていきたい人はどうぞ♪

拍手ありがとうございます!
改装後は「ボロが出たらどうしよう…どきどき…」としておりましたが、反響がありますと「やっぱり頑張って良かったー」と嬉しくなります。


では、さっそくお返事をば…

>ナオ様
マリア気に入ってくれてありがとうございます。
クロニクルのマリアは子供らしく、可愛く!!と念じながら描きました。
柔らかさを感じて貰って嬉しいです。


>21:34にメッセージを入れてくださった方へ
おおっ、カフェ・ベルモンドを読んで下さいましたか!ありがとうございます。
実は、「ガラスの仮面」並に遅い更新なんですが、色々アイディアが浮かんでおり、
そろそろ連載再開しようとしてます(笑)



昨晩の名残です。
私の住んでいる地区は今朝の深夜まで雪が降っていたらしく、まだ道の回りは大量の雪が残ってました。

これは裏山の光景。

近くの公園では、子供達が雪合戦してました。

無論、大量の雪だるまもいました♪
まだ、叩くとぼろが出そうですが、一応完成いたしました!!

そうです。こんな感じにしてみたかったのです。
イメージ(コンセプト)としては、中世・アンティーク空間、といった所です。

特に今回初めてブログのテンプレートを自分で作ったのです。
試行錯誤の連続でした。
もう、出来上がった物(つまりこのページ)がとっても愛おしいです(笑)

これからのサイト運営がとても楽しみです。


misticia様が線画を提供なさっていたので、つい塗ってしまいました(またやりましたよ!!)
本当に、塗り甲斐のある線画なのでこちらも気合いが入るってもんです!
そして、misticia様と某友人が推すイラストソフト「sai」を利用してみました。


ふむふむ、意外と使いやすい!!
pixiaでは出来ない、厚塗り風もこれなら出来そう!!
…といっても、油絵風の格好いいイラストがまだ描けない(模索中な)私は研究をさらに進めるしかありませんが。

ともかく、出来ました!!
saiで人物塗り、pixiaと背景補完の会からダウンロードした背景、そしてJTrim(フリーソフト)で加工して出来たのがこのイラストです。

塗り絵




さてさて、また拍手からメッセージいただきました。
返信とろくてすみません(汗)

後、どうも拍手のメッセージが私の手元に届いてない場合があるみたいです。
きちんと設定してて、私も毎日確認してるのですが…
もしレスが無いとか、心当たりのある方はメールフォームからお願いします。
本当すみません。


>暁乃様
寒中見舞いのご挨拶、ありがとうございます。白夜年賀、喜んでいただけて嬉しいです。(^^)
意外と評判が良くて、描いた甲斐がありましたっ。
暁乃様も今年もまた頑張って下さい。最近DMCが熱くていいなーと横目で見てます。
触発されて再プレイしようと思ったら、DMCを家人に売り飛ばされてました(T_T)
では、今年もどうぞよろしくお願いしますっ。

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