忍者ブログ
わたしは自分がなにを感じ―なにを考え-ているかを書いてみたいと思う(キケロ)
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

気付いた時、私たちは牢屋に入れられていた。
悪魔の娘、レベッカに催眠術にかけられ王に首を噛まれる直前―
私の手に握られていた銀の十字架が、私だけでなく兄さんたちを守ったのだ。
怒った王は、私たちを睨み付け、失神させた―
そこまでは覚えている。

後は、悪夢だけしか記憶に無い。


ふと、鉄格子の外を見ると、気味の悪い雄羊の仮面を被った監守たちがこちらを睨み付けている。

見れば、私たちは主立った装備品を取り上げられてしまっている。

兄さんも姉さんもようやく気付いたが、全員まだ催眠術の余韻が残っているのか頭がフラフラしていた。
何とか、気分を直そうと、用意されてる飲料用であろう水桶を見たが―
…飲もうとした時、異臭に気付いて良かった。
それは毒入りだった。



「どうする?…武器も無いし、出る方法も無い」

誰もいい案は浮かばない。

部屋を見渡すと、壁の床ぎわに小さな裂け目があった。
その大きさは、ちょうどネズミが
通り抜けられるほどのものであった…


「…ネズミにでもなれば、抜け出せるよな…」

馬鹿げてる、と兄さんが言おうとした時だった。



―ちっこくなるヤツを試してみんかね?



あの芋虫から貰った赤いキノコを思い出した。
幸い、何の害にもならないと王が判断したのか、私のベルトに吊された小物入れに入っていた。


「…やばそうな色だな」

と兄さんは言ったが、思い切って、私たちはそれを三つに裂いて口に含んだ。

段々、周りが大きくなってきている―と感じたが、私たちが小さくなっていたのだ。

大急ぎで、私たちは穴めがけて疾走した。
もう少し穴に近い所で食べるべきだったと思った。

一般的な人間で一歩にも満たないその場所に行くのに、時間がちょっとかかってしまったのだから。
さらに悪い事に、監獄で―弱った人間を餌食にしているであろうネズミに見つかったのだ。

ただでさえ丸腰の私たちが、小人状態で勝てるわけが無い。

ブランディング・フラッシュを唱え、ネズミたちが面食らう隙を突いて何とか穴を通り抜けた。

顔に冷たい空気を感じた時、辺りが急に小さくなっていた。
否、キノコの効果が解けたのだ。

「さっさと出て正解だったな」

本当だ。
もし穴の途中で効果が切れたら、無様にもあそこにはまってしまっただろう。

だが、安堵している暇はなかった。
穴から出てきた後、俄に中の様子が騒がしくなったのだ。

急に囚人が目に見えない程小さくなり、逃げ出したのだから。


「あの森に逃げ込むぞ!」

姉さんの指示は正しかった。
だが、ある意味で危険過ぎた。
そこは「魔法の森」と呼ばれる、魑魅魍魎が跋扈する暗黒の森なのだから。

もう、後にも先にも危険しか無い―
私たちの城からの脱出はますます絶望的なものになっていたのだ―

PR
気付いた時、我々は牢屋に閉じこめられていた。
鉄格子の向こうに、人影がいるのが見える。
一目見なくとも、それが味方である訳が無かった。

いつまでもここにいる気は毛頭無い。

門の向こう側に立っている守衛が
こちらをじっと監視している…

「おい、オマエ! 」

「何してんだかしらねぇが、
とにかくやめな! 」


監守どもは、全て頭に雄羊の面を着け、鈍い色に輝く鎧と幅広の蛮刀をひっさげている。



…ふと、余は持っていた雄羊の短刀の事を思い出した。
相当、王とレベッカは慌てていたのか、それとも手下どもが相当間が抜けていたのか…。
主立った装備品は残っていたままだった。
勿論、短刀も。


短刀の飾りと、奴らの仮面は同じ―
それに気付いた途端―


「おい!
オメェはそれを持ってねえはずだぁ!
どっから盗ってきた、エ?
ほかにどうしてオメェが
持ってるはずがある?
守衛!!」

監守たちがいきなり牢を空けて殺到してきた。


これはチャンスだ!!


オズワルドと余は思う存分奴らを叩きのめし、一気に牢から飛び出し、無我夢中で外を目掛けて走り出した。


運良く、我々は地下牢から抜け出す事が出来た。


牢から出ると、そこはどうやら城の北側だった。
近くに、何か立派な―恐らく外側からみれば大聖堂のような入り口が見えたのだ。

そこには、次のような文章が刻まれた碑石があった。



「雄羊の寺院 会員のみ」


「おい!そこを動くな!どうして外にいるんだ?守衛!!!」


…どうやら先程の監守の仲間たちが外にいるらしい。
数を見ると、厄介だ。
20数人の、雄羊の仮面を付けた守衛―ラム・ガーディアンが、堂内から殺到してくるのが見えた。

選択の余地は無い。

一旦ここを離れるぞ、と余は言い、オズワルドに目配せで合図した。
つまり―


二手に別れて逃げるぞ!と。


…後で考えれば、これが大失敗だったかも知れない。

王妃の話を思い出した。
「彼は城の北に暗黒の寺院を建立し、
そのシンボルとして雄羊の印を用いた」

そして、北側は「魔法の森」という、迷いの森が広がっている事を。
また凄まじい土砂降りに遭いました。
しかし雨よりも、水しぶきを派手に上げていく車の方がよっぽど迷惑ですよね。
お気に入りのカーディガンを洗う事になりました(ヤレヤレ)

でも、気に入った傘が始めて役に立った日でもあるのでワクワクしてます。

我ながら、なかなかセンスのいい傘を選びました。
やはり、スーパーで売っている壊れやすい安物の500円傘よりも、デパートで1000円のしっかりした傘を使った方が、長持ちしますし、何よりも素敵なデザインがありますものね。

・可愛いノート見つかりました。

実はここ数日可愛いノートで日記を書きたかったのですが、なかなかイメージ通りのノートが無かったのですよ。
それで今日LOFTを(残業帰りに)ウロウロしていたら、見つかりました。


・帰った途端の大雨

まさにラッキーです。
今日はどうせ雨降らないわ♪とたかをくくっていたので、帰り道空が暗雲立ちこめてくるのを見て「やっぱり持ってくれば良かったかしら…(汗)」と焦りました。
しかし、今の私は無敵らしく…帰って扉を閉め、軽くシャワーを浴びて夕飯を取る…途端雨ですよ。
ふふふ…ちょっと間一髪といった所です。

意外と今日はいい一日ですた。
そんな大した方法じゃありません。
単に古本屋にもういらない本や読まない本を売り飛ばしただけです。
全部で19冊。
会計700円也。

今の私にしてみれば、かなりイイ額で売れたと思います。
しかし、それだけの本を集めるのに使ったお金に比べると…orz。
仕方ないですよね。
数千円で、楽しいファンタジーや人生についての考察等をさせて貰ったんですから。

それでちょっと気になっている本を買おうと思ったんですが、図書館に行ったら全て借りられ、本屋でも売り切れ。
…みんなも注目してたのねん。

近くの川辺で今夜が蛍祭りです。
都心ではまったく見られない蛍ですが、此方ではある時期・ある場所ではありますが見られます。
普通に飛んでいたら、本当美しいですよね、蛍…

大きいのが源氏蛍で、小さいのが平家蛍なんですよね。
先祖が平家の武者だという私としては、ちっこい平家蛍をついつい贔屓目してしまう(笑)
だって、小さい方が可愛いんですものww

今夜雨が降りそうと予報ではありますが、蛍は水が好きなのでむしろ「上等!」ですよ♪


ブログ通信簿、やってみました。

過去十日間から判断されるみたいです。

36歳!!
何だか枯れてます…ww

主張度1
まあ、最近独り言みたいなブログなので仕方無いですよね。
もっと陛下マンセーとかシャノアたんハアハアとか書けば上がるんでしょうか。
※上がるが、客足遠のくわよ、香実。

気楽度3
時々落ち込んだ時であろう記事もありますが、どうやら3。
さすが私。

マメ度4
ほぼ毎日更新してるのでこの位はあるかと思ってました。

影響度2
このブログが影響した方が恐ろしいですって…www

ブレインタイプいいね。
言うなれば、マティアスのポジション?(図々しい)
あ、ビスルクアスのポジション?(さらに図々しい)
いいリーダーもとい、いい彼氏募集中です♪なんてね。

イラストレーター目指せって、なんて嬉しい言葉を。
邁進しそうで恐ろしいwww
もっとも、私の腕前ではイラストレーターと言うには烏滸がましすぎるでしょうけれども。

面白いのでまたやってみようと思います。
それまでは、一日一回陛下愛してますと、シャノア結婚してくれーと書いておきます(ぇ)
職場の近くに綺麗な紫陽花が沢山咲き出しました。

一日じゅう、異常な眠気とだるさを感じてました。
あー…疲れてる…
朝起きた時点ですでに疲労してました、今日(笑)


misticiaさんのdiaryにて凄かったのでやってみました。
本当にmisticiaさん凄すぎる…!
私も挑戦したのですが…無駄なあがきでした(あがき!?)

【小さくお絵かきバトン】

1好きなキャラを1人選択
2紙2cm×2cm(30px×30px)に描く(PCの場合拡大ツール使用×)
3塗っても塗らなくても

搾りに搾ってフリードルム2世陛下にしちゃいました。
ゲーム中の顔のアップにしようとしたのですが、
あまりにも難しいのでバストアップにしました。
ノッペラボウになっちゃったのは、仕様です。
顔を付けたら変になっちゃったので。
何とか背中近辺の白のレース(みたいな何か)も何とか再現してしまいました。


・使用画材(ツール、ソフト)
「ペイント」使用。
頑張って拡大使いませんでした。
陛下の服は模様が複雑で面倒なので大変です。
でも普段通りに描いても大変…。
マゾなのか、私は。マゾなのか…

・回す人
やりたい人どうぞッ
≪ Back   Next ≫

[20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30]

Copyright c Scribam quid sentiam。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By Mako's / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]